河村 好光/著 -- 六一書房 -- 2021.9 -- 210.27

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資料詳細

タイトル ヒスイと碧玉の考古学
タイトルカナ ヒスイ ト ヘキギョク ノ コウコガク
副書名 日本諸島における中の民の形成
著者 河村 好光 /著  
著者カナ カワムラ ヨシミツ
出版者 六一書房
出版年 2021.9
ページ数 2,216p
大きさ 26cm
一般件名 遺跡・遺物-日本 , , ヒスイ , 弥生式文化 , 日本-歴史-大和時代
ISBN13桁 978-4-86445-149-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.27
内容紹介 東北アジア、日本諸島といった、地域世界ないしその特定範囲で普及したヒスイと碧玉。それらを用いた造形、組み合わせを観察し、生産流通、分布を分析することで、日本諸島における中の民の集団性を読み解き、変化に迫る。
著者紹介 1952年石川県生まれ。金沢大学法文学部史学科卒業。石川考古学研究会副会長。文学博士(大阪大学)。著書に「倭の玉器」など。

目次

第1章 日本考古学史における自民族認識
  はじめに
  1 民族併存説と日鮮同祖論
  2 日本民族論とヒスイ勾玉
  3 単系民族説の登場
  4 大東亜共栄圏の考古学
  5 日本考古学史再考
  おわりに
第2章 日本諸島における弥生時代
  はじめに
  1 日本諸島における弥生時代の位置
  2 縄文文化圏の分裂
  3 物質文化の継承
  4 大陸文化に連なる固有の民
  むすび
第3章 碧玉管玉と装身文化の大陸化
  はじめに
  1 碧玉管玉の成立事情
  2 碧玉管玉と天河石玉の組み合わせ
  3 韓半島南部と北部九州の玉つくり
  4 ヒスイ勾玉と碧玉管玉の組み合わせ
  5 装身文化の大陸化
  むすび
  コラム1 弥生時代と北陸の玉つくり
第4章 ヒスイ勾玉再考
  はじめに
  1 弥生玉の成立
  2 弥生時代北部九州のヒスイ勾玉
  3 装身様式の二相
  4 丁字頭ヒスイ勾玉
  5 幾つもの倭から一つの大きな倭へ
  むすび
第5章 三角縁神獣鏡と腕輪形碧玉製品
  はじめに
  1 腕輪形碧玉製品の型式分類
  2 碧玉製品・滑石製品からみた前期古墳編年
  3 畿内のなりたちと腕輪形碧玉製品
  4 初期倭政権と転換期政権
  むすび
  コラム2 碧玉製品を運ぶ道
第6章 考古学からみた倭国成立
  はじめに
  1 古墳づくりと倭国の時代
  2 倭国成立と渡海倭人
  3 ヤマト王権と葬送器物の集積・分配
  4 一つの大きな倭
  むすび