呉 獨立/著 -- 成文堂 -- 2021.9 -- 368

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資料詳細

タイトル 「孤独死現象」の社会学
タイトルカナ コドクシ ゲンショウ ノ シャカイガク
副書名 実在、言説、そしてコミュニティ
著者 呉 獨立 /著  
著者カナ オ ドンリップ
出版者 成文堂
出版年 2021.9
ページ数 8,255p
大きさ 22cm
一般件名 孤独死
ISBN13桁 978-4-7923-3415-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 368
内容紹介 「孤独死」というモノはいかなる形で社会問題として扱われているのか。現象としての「孤独死」の具体的な様相と、福祉問題としての「孤独死」及びその対応主体としてのコミュニティに関する示唆点を考察する。
著者紹介 1980年ソウル生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程修了。同大学社会科学部助教、同大学都市・地域研究所招聘研究員。博士(社会科学)。

目次

序章
  第1節 連帯と孤独、近代的個人化と統合の問題
  第2節 「孤独死現象」、そして本書における基本的な「問い」
  第3節 本書の構成
第1章 「孤独死」とは何か?
  第1節 「孤独死現象」における「孤独死」という用語
  第2節 「孤独死」定義をめぐる争点
  第3節 「孤独死」を構成する諸要素
  第4節 まとめ-「近代的な死」、そして近代的「個人」と「コミュニティ」をめぐる現象としての「孤独死」-
第2章 「孤独死現象」における「現象」の実在
  第1節 発現現象の実在
  第2節 政策的関心の対象としての「孤独死」
  第3節 学問的研究対象としての「孤独死」
  第4節 まとめ-<とある姿の「死」>そして「とある問題」として実在する「現象」としての「孤独死現象」-
第3章 「孤独死現象」と言説
  第1節 「孤独死現象」に関わる言説の類型
  第2節 メディアの報道から見る「孤独死」言説展開の様相
  第3節 韓国の「孤独死」言説との比較
  第4節 まとめ-「コミュニティ言説」としての日本の「孤独死現象」-
第4章 「孤独死現象」をめぐる「コミュニティ言説」及び、その特徴
  第1節 「常盤平団地の物語」再検討
  第2節 「無縁社会論」に対する批判的検討
  第3節 まとめ-「孤独死現象」をめぐる「コミュニティ言説」の脆弱性-
第5章 福祉問題としての「孤独死現象」とコミュニティ
  第1節 福祉と「孤独死現象」
  第2節 近代におけるコミュニティの状況
  第3節 「孤独死現象」と対応主体としての「コミュニティ」
  第4節 まとめ-「コミュニティ」の近代的状況と福祉問題としての「孤独死現象」-
終章
  第1節 日本における「孤独死現象」のありよう
  第2節 示唆、限界、そして残された課題