大塚 英志/編 -- 水声社 -- 2021.9 -- 361.5

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閲覧室 /361.5/ウ/ 117151928 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 運動としての大衆文化
タイトルカナ ウンドウ ト シテ ノ タイシュウ ブンカ
副書名 協働・ファン・文化工作
著者 大塚 英志 /編  
著者カナ オオツカ エイジ
出版者 水声社
出版年 2021.9
ページ数 480p
大きさ 22cm
一般件名 文化
ISBN13桁 978-4-8010-0594-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 361.5
内容紹介 各種メディアが大衆の動員に向けて活用されていく戦前・戦中から、創作と受容が市場を軸に循環する現代のファンカルチャーまで、大衆文化の政治的社会的水脈を掘り起こした論文集。国際日本文化研究センター共同研究会の成果。
著者紹介 1958年生まれ。まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター教授。博士(芸術工学)。専門はまんが表現史、まんが創作論。著書に「「暮し」のファシズム」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
「運動」する手塚治虫
  「後衛」の実践
大塚 英志/著 11-33
昭和八年のメディア・イベント
  読売新聞「三原山火口探検」の研究
神松 一三/著 37-52
鴨川をどりにおけるプロパガンダ
  花街の中での戦争
萩原 由加里/著 53-73
戦中婦人雑誌と「これでよいか こうしたら」 横田 尚美/著 75-92
キャラメルの喩えとしての「子ども」
  戦間期日本の洋菓子広告と童画風図案
前川 志織/著 93-112
一九一〇年代の写真小説における両義性とその実践 山本 忠宏/著 113-130
「人造人間」はなぜ泣くか?
  田河水泡『人造人間』にみるマンガとアヴァンギャルド芸術の接点
孫 旻喬/著 131-147
観客・丸山眞男 花田 史彦/著 149-164
『機動戦士ガンダム』と(再)放送の文化史 近藤 和都/著 167-181
戦後日本におけるアニメーションのファン文化の興隆と意義
  渡辺泰のディズニー・クラブ関連資料とファン/研究活動を手がかりに
佐野 明子/著 183-205
アマチュア特撮映画コンテストと特撮ファン共同体
  「グリーンリボン賞」(一九八四-一九九三)における観客参加型上映
板倉 史明/著 207-220
子どもの読書とメディアミックス
  読書環境の変化に注目して
團 康晃/著 221-254
199X-200Xアングラ空間の穴からみえた世界 藤岡 洋/著 255-269
ニコニコ動画は「運動」だったのか?
  協働という観点から見るポピュリズムとウェブ
鈴木 洋仁/著 271-292
ボーカロイドムーブメントの誕生とマーケットに参加するアマチュア アルバロ・ダビド・エルナンデス・エルナンデス/著 293-312
負けるためのプレイ・盛り立てるプレイ
  LARPでの共同創造的なストーリーテリング
ビョーン=オーレ・カム/著 313-332
街空間と運動としての女性向けメディアミックス エドモン・エルネスト・ディ・アルバン/著 333-347
後藤総一郎と常民大学運動
  「野の学」への希求
杉本 仁/著 351-364
自らをどこに置きなおすか
  「日本民俗学講習会」のあとさき
鶴見 太郎/著 365-383
さらにいくつもの<こども風土記>のために・大正台湾編
  『台湾小公学校児童文集』を読む
菊地 暁/著 385-415
語り継ぐことと文化創造運動のあいだ
  旧産炭地筑豊における試み
川松 あかり/著 417-435
「職場の歴史」を考える 竹村 民郎/著 437-454
大学からの社会運動
  関東大震災後の東京帝大セツルメントとその後
内田 力/著 455-464
史伝小説という戦略
  海音寺潮五郎における「西郷隆盛」の人物造形とその影響
室井 康成/著 465-480