アデル・E.ゴールドバーグ/著 -- ひつじ書房 -- 2021.9 -- 801.5

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /801.5/ゴ/ 117246744 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 言えそうなのに言わないのはなぜか
タイトルカナ イエソウ ナノニ イワナイ ノワ ナゼカ
副書名 構文の制約と創造性
叢書名 言語学翻訳叢書
著者 アデル・E.ゴールドバーグ /著, 木原 恵美子 /訳, 巽 智子 /訳, 浜野 寛子 /訳  
著者カナ ゴールドバーグ アディール E.,キハラ エミコ,タツミ トモコ,ハマノ ヒロコ
出版者 ひつじ書房
出版年 2021.9
ページ数 13,277p
大きさ 21cm
一般件名 構文論
ISBN13桁 978-4-8234-1079-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 801.5
内容紹介 explain me thisのように、言えそうな表現を英語母語話者はなぜ言わないのか。創造的でありながら制約が多い言語を人はどのように学習するのかを、様々な構文の実例や実験研究をわかりやすく解説しながら探る。

目次

第1章 序章
  1.1 言語学者と心理学者を悩ませる難問
  1.2 本書の構成
  1.3 CENCE MEの原則
  1.4 効率と表現性を大切にする従順な話者
第2章 語の意味
  2.1 意味は豊かで構造的で部分的に曖昧
  2.2 膨大な潜在記憶
  2.3 慣習的に関連しあう意味
  2.4 創造性
  2.5 競合が語の意味を制限
  2.6 学習と流暢さが過剰一般化を抑制
  2.7 まとめ
第3章 構文はカテゴリ化への招待状
  3.1 意味(意味論)
  3.2 形式(統語論)
  3.3 音声パタン(音韻論)
  3.4 談話文脈(情報構造)
  3.5 社会的文脈
  3.6 地域差
  3.7 言語差
  3.8 構文は(再帰的に)結合する
  3.9 まとめ
第4章 創造性:カバレッジの重要性
  4.1 知識と記憶
  4.2 言語の記憶
  4.3 項構造構文における動詞
  4.4 項構造構文の名詞句スロットはなぜ開放型か
  4.5 単純な定着
  4.6 創造性と生産性
  4.7 カバレッジ:部分的に抽象的な事例のクラスタ
  4.8 カバレッジのモデル化
  4.9 まとめ
第5章 競合:統計的先制
  5.1 形態と意味の制約
  5.2 統計的先制
  5.3 エビデンス
  5.4 リキャスト
  5.5 Explain Me This問題
  5.6 確率計算
  5.7 二次的要因:確信度
  5.8 メカニズム:エラー駆動型学習
  5.9 統計的先制におけるカバレッジの重要性
第6章 年齢とアクセシビリティの効果
  6.1 幼児は保守的である
  6.2 幼児は言語産出を単純化しやすい
  6.3 足場かけが早期の抽象化を促進
  6.4 大人の英語学習者はなぜ間違い続けるか
  6.5 まとめ
第7章 選ばなかった道
  7.1 動詞と構文の適合性で説明できるか
  7.2 見えない素性や深層構造に説明力はあるか
  7.3 定着による保守性
  7.4 許容限度と十分量の値は説明変数となるか
  7.5 機能を無視して頻度に注目するとは
  7.6 記憶容量と生産性は反比例するか
  7.7 先制される形式は生み出されなくてよい
  7.8 十分量のデータを経験
  7.9 まとめ
第8章 現在地とこれから