岡村 秀典/著 -- 臨川書店 -- 2021.7 -- 222.03

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資料詳細

タイトル 東アジア古代の車社会史
タイトルカナ ヒガシアジア コダイ ノ クルマシャカイシ
著者 岡村 秀典 /著  
著者カナ オカムラ ヒデノリ
出版者 臨川書店
出版年 2021.7
ページ数 465p
大きさ 23cm
一般件名 遺跡・遺物-中国 , 中国-歴史-古代 , 馬車-歴史 , 牛車
ISBN13桁 978-4-653-04513-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 222.03
内容紹介 先史時代から魏晋南北朝時代までを対象に、車馬と牛車の双方をとりあげ、牛馬と車が社会の発展にいかに寄与したのかを、中国における近年の調査と研究に基づき、通時的に解説する。
著者紹介 1957年奈良市生まれ。京都大学文学部卒業。同大学人文科学研究所教授、人文学系長。同大学博士(文学)。専攻は中国考古学。濱田青陵賞受賞。著書に「雲岡石窟の考古学」など。

目次

第1章 牧畜のはじまりと車の出現
  1.家畜からみたアジアの西と東
  2.国家形成と牧畜のはじまり
  3.牛車の出現
  4.オルドスに進出した殷王朝
第2章 殷周時代における車社会の形成
  1.車馬の東方伝播
  2.殷王室の祭祀と車馬
  3.馬と牛の飼養
  4.殷王朝の周辺に広がった車馬
  5.西周時代における戦車の改良
  6.西周王朝の攘夷戦争
  7.威儀を備えた車馬の出現
  8.双轅式牛車の出現
  9.騎馬のはじまり
第3章 秦漢時代における車社会の成立
  1.秦帝国における交通インフラの整備
  2.秦始皇帝陵の陪葬坑と車馬
  3.前漢王侯墓の車馬埋葬
  4.長江中流域における冥界への車馬行列
  5.民間における馬牛利用の拡大
  6.『続漢書』輿服志の車制
  7.後漢墓にあらわされた車騎行列
  8.秦漢時代における【ショウ】車の普及と車制
第4章 魏晋南北朝時代における車社会の残照
  1.牛車に乗る士大夫
  2.『晋書』輿服志の車制
  3.騎馬術の革新
  4.関中十六国墓における儀仗騎馬俑群の成立
  5.高句麗壁画墓の車騎行列図
  6.南北朝時代の車騎行列
  7.魏晋南北朝時代の牛車
  8.古代日本の牛車
第5章 車社会の成立と変容
  1.車の出現と初期王朝
  2.官僚制と自家用車の普及
  3.牛車と貴族制