日比 嘉高/編 -- 三弥井書店 -- 2021.7 -- 910.2

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /910.2/エ/ 117244582 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 疫病と日本文学
タイトルカナ エキビョウ ト ニホン ブンガク
著者 日比 嘉高 /編  
著者カナ ヒビ ヨシタカ
出版者 三弥井書店
出版年 2021.7
ページ数 247p
大きさ 19cm
一般件名 日本文学-歴史 , 感染症 , 病気(文学上)
ISBN13桁 978-4-8382-3383-0 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.2
内容紹介 かつて疫病の流行が起こったとき、人々は何を考え、感じたのか。中古から現代まで、日本文学が疫病をどう描いてきたのかを通覧する。名古屋大学国語国文学会のシンポジウムの内容をもとに論考とコラムを加えて書籍化。
著者紹介 1972年生まれ。名古屋大学教授。博士(文学)。著書に「<自己表象>の文学史」「ジャパニーズ・アメリカ」など。

内容一覧

タイトル 著者名 ページ
パンデミック小説の地図を書く 日比 嘉高/著 14-32
生き延びていくために
  金原ひとみ「アンソーシャルディスタンス」と「腹を空かせた勇者ども」
飯田 祐子/著 33-42
俳句と疫病
  コレラとコロナウイルスの句を読む
藤田 祐史/著 43-70
疫病と日本語
  コラム
宮地 朝子/著 71-80
鬼は“そこ”にいる、しかし“それ”は遍在する
  疫病とエクリチュールと
高木 信/著 81-106
隠喩としての「戦争」、隠喩としての「埋葬」
  閻連科と方方の文学から疫病を考える
尹 芷汐/著 107-118
人喰い鬼と疫病神
  「大正」を襲った「流行感冒」
島村 輝/著 120-144
伝記にみる医師とコレラ
  コラム
榊原 千鶴/著 145-154
中世説話の「心」をもつ病
  『今昔物語集』を中心に
中根 千絵/著 155-183
疫病を表象する信仰の文学瞥見
  コラム
近本 謙介/著 184-194
コロナとコロリ
  幕末の江戸災厄体験記の奇書『後昔安全録』とその著者について
塩村 耕/著 195-213
王朝文学における疫病 大井田 晴彦/著 214-242