白 凛/著 -- 明石書店 -- 2021.4 -- 702.21

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閲覧室 /702.2/ペ/ 117242388 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 在日朝鮮人美術史1945-1962
タイトルカナ ザイニチ チョウセンジン ビジュツシ センキュウヒャクヨンジュウゴ センキュウヒャクロクジュウニ
副書名 美術家たちの表現活動の記録
著者 白 凛 /著  
著者カナ ペク ルン
出版者 明石書店
出版年 2021.4
ページ数 301p
大きさ 22cm
一般件名 朝鮮美術-歴史 , 美術家 , 朝鮮人(日本在留)-歴史 , 韓国人(日本在留)-歴史
ISBN13桁 978-4-7503-5199-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 702.21
内容紹介 日本の戦後美術史のなかで、これまで点としか記録されてこなかった在日朝鮮人美術家たちの活動と作品を歴史の線として描き上げる。<美術>を<政治>と<歴史>の語りの中から掬い上げた新たな美術史。
著者紹介 1979年島根県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科にて博士号取得(学術)。独立行政法人日本学術振興会特別研究員PD(同志社大学)。在日コリアン美術作品保存協会代表理事。

目次

プロローグ
序章 『在日朝鮮美術家画集』について
第1章 始動のエネルギー
  第1節 固有の経験の蓄積
  第2節 固有の経験の合流
第2章 何をどのように創造するのか
  第1節 「民族美術」の探求
  第2節 巡回展
第3章 共通のテーマと写実
  第1節 討論と制作
  第2節 展示と手ごたえ
第4章 南北分断を異郷の地で乗り越えた「連立展」
  第1節 開催への道程
  第2節 芸術家の「統一」を目指した活動の軌跡
  第3節 和やかな交流とその急速な冷却
  第4節 まとめ
第5章 日本人美術家との接点
  第1節 個人展の開催と日本の公募展への参加
  第2節 日本アンデパンダン展への出品
  第3節 美術を通した文化交流を実現した「日朝友好展」
第6章 在日朝鮮人美術史をひもとく語り
  第1節 手がかり
  第2節 東京の美術家たち
  第3節 大阪及び京都、兵庫の美術家たち
  第4節 まとめ
エピローグ
付録 機関誌『朝鮮美術』解題
  第1節 1953年と1954年の活動記録
  第2節 1956年と1959年の活動記録
  第3節 1961年の活動記録