島田 貴仁/著 -- ナカニシヤ出版 -- 2021.2 -- 368.6

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資料詳細

タイトル 犯罪予防の社会心理学
タイトルカナ ハンザイ ヨボウ ノ シャカイ シンリガク
副書名 被害リスクの分析とフィールド実験による介入
著者 島田 貴仁 /著  
著者カナ シマダ タカヒト
出版者 ナカニシヤ出版
出版年 2021.2
ページ数 4,299p
大きさ 22cm
一般件名 犯罪予防
ISBN13桁 978-4-7795-1542-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 368.6
内容紹介 どのような人が、どのような時に、どのような場所で、犯罪被害にあいやすいのか。どのような行動をとれば被害を防げるのか。市民が安心して暮らせるコミュニティづくりのために、エビデンスに基づいた犯罪予防行動を提案する。
著者紹介 カーネギーメロン大学公共政策・経営研究科修士課程修了。博士(人間科学)。科学警察研究所犯罪行動科学部犯罪予防研究室長。

目次

第1章 犯罪予防のための心理学的アプローチ
  1.1 犯罪予防とはなにか
  1.2 日本における犯罪予防の課題
  1.3 犯罪被害をめぐる認知・感情・行動
  1.4 説得的コミュニケーションによる犯罪予防行動の促進
  1.5 本書の視座-犯罪予防のための実証科学的アプローチ-
  1.6 本書の目的と構成
  1.7 本書の対象犯罪と対象地域
第2章 理論と実証研究の系譜(研究1)
  2.1 犯罪不安に関する理論
  2.2 犯罪被害に関する理論
  2.3 潜在被害者に着目した犯罪被害理論
  2.4 犯罪予防行動に関する理論
  2.5 犯罪不安と犯罪被害に関する実証研究
  2.6 本書での実証研究に向けて
第3章 犯罪不安はどう形成されるのか
  3.1 被害リスク認知と犯罪不安の構造とその形成要因(研究2-1)
  3.2 近隣防犯対策に対する一般市民の認知と感情-青色防犯パトロールと犯罪発生マップ-(研究2-2)
  3.3 犯罪不安に対する地区の文脈効果と時間的因果(研究2-3)
第4章 被害リスクは減らすことができるのか
  4.1 犯罪予防行動を規定する個人要因と環境要因-外出時の施錠を例にして-(研究3-1)
  4.2 犯罪被害に対する個人の日常活動・ライフスタイルと犯罪予防行動の効果-構造的選択モデル-(研究3-2)
  4.3 犯罪被害に対する地区の文脈効果と時間的因果-マルチレベル犯罪機会論-(研究3-3)
  4.4 犯罪被害時の認知・感情反応が犯罪予防行動意図に与える影響-不適応認知が反復被害に至るまで-(研究3-4)
第5章 人々の行動をどう変えるのか
  5.1 防犯情報の提示が犯罪予防行動意図に与える影響-イヤホン外せ実験-(研究4-1)
  5.2 防犯情報の提示と受け手の脆弱性が犯罪予防行動の維持に与える影響-自転車ツーロック実験-(研究4-2)
第6章 犯罪不安と犯罪被害を抑制するために
  6.1 実証研究で明らかになったこと
  6.2 実証研究の実務的な含意と提言
  6.3 今後の研究の展望-オーダーメイド犯罪予防に向けて-
  6.4 犯罪予防研究の社会実装に向けて
  6.5 結びに