藤谷 彰/著 -- 清文堂出版 -- 2021.2 -- 215.605

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資料詳細

タイトル 桑名藩家臣団と藩領社会
タイトルカナ クワナハン カシンダン ト ハンリョウ シャカイ
著者 藤谷 彰 /著  
著者カナ フジタニ アキラ
出版者 清文堂出版
出版年 2021.2
ページ数 9,347p
大きさ 22cm
一般件名 桑名藩
ISBN13桁 978-4-7924-1485-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 215.605
内容紹介 藩研究の一環として、桑名藩を取り上げ、家門に準じる大名家臣団の構造や形成過程、知行制、中間支配機構である在地代官、藩領支配、村落社会の究明を通じて、家中構造、藩領社会構造の特質を解明する。
著者紹介 1961年三重県生まれ。三重大学大学院人文社会科学研究科修了。三重県総合博物館等を経て、文化振興課歴史公文書班主幹兼係長。著書に「近世大名家臣団と知行制の研究」など。

目次

序章
  はじめに
  第一節 藩・大名と村落史研究
  第二節 問題の所在と分析の視角
  第三節 分析対象と本書の構成
第一部 桑名藩家臣団の展開
第一章 桑名藩家臣団の構造と形成過程
  はじめに
  第一節 家臣団構造と変容
  第二節 家臣団の創出
  第三節 譜代衆の形成
  おわりに
補論 桑名藩家臣団の由緒書
  はじめに
  第一節 「天明由緒」の構成と編纂経緯
  第二節 藩編纂由緒との比較
  おわりに
第二章 桑名藩家臣団の変容と確立期の特徴
  はじめに
  第一節 定綱以降の家臣団構造と職制
  第二節 身分序列の確立と譜代衆の形成
  第三節 定重時代(高田転封)以降の取立概況
  おわりに
第三章 近世前期の桑名藩の知行制
  はじめに
  第一節 近世前期の家中物成と知行制
  第二節 上級家臣の知行制
  第三節 知行形態の変容
  おわりに
第四章 桑名藩の家中騒動
  はじめに
  第一節 従来の野村増右衛門像と関係史料
  第二節 増右衛門の取立と業績
  第三節 増右衛門の失脚
  おわりに
第二部 桑名藩領社会と村のくらし
第一章 桑名藩の在地代官
  はじめに
  第一節 桑名藩政と大庄屋の取立
  第二節 在地代官の取立
  第三節 在地代官の職務
  おわりに
第二章 近世前期の桑名藩農政
  はじめに
  第一節 松平定綱の政策理念と法令
  第二節 年貢徴収体制基盤の整備
  第三節 年貢制度の確立と政策の転換
  おわりに
第三章 近世中・後期の桑名藩年貢政策
  はじめに
  第一節 前領主との年貢政策の継続性
  第二節 年貢動向の概観
  第三節 年貢徴租法と年貢政策
  おわりに
第四章 桑名藩領村落社会と年貢村請制
  はじめに
  第一節 近世前期の村落社会
  第二節 近世中期から後期の村落社会
  第三節 村落の年貢負担と村内割付
  第四節 村落内融通と相互扶助
  おわりに
補論 桑名藩の年貢関係史料
  はじめに
  第一節 年貢関係史料の特徴
  第二節 各史料の相関関係
  おわりに
第五章 旧桑名藩領村落の年中行事と豪農の生活
  はじめに
  第一節 八王子村の村況と小林家文書
  第二節 村の年中行事と生活
  第三節 小林家の経営
  おわりに
第六章 桑名藩領の街道村落の様相
  はじめに
  第一節 幕末期の小向村の様相と日記
  第二節 上層農民のくらし
  第三節 庄屋の役務と村のできごと
  おわりに
終章
  はじめに
  第一節 家臣団創出・構造・知行制・家中騒動
  第二節 藩領社会の支配
  第三節 村社会と家
  第四節 比較藩研究
  おわりに