長谷川 寿一/著 -- 有斐閣 -- 2020.10 -- 140

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /140/ハ/ 117230896 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル はじめて出会う心理学
タイトルカナ ハジメテ デアウ シンリガク
叢書名 有斐閣アルマ
著者 長谷川 寿一 /著, 東條 正城 /著, 大島 尚 /著, 丹野 義彦 /著, 廣中 直行 /著  
著者カナ ハセガワ トシカズ,トウジョウ マサキ,オオシマ タカシ,タンノ ヨシヒコ,ヒロナカ ナオユキ
出版者 有斐閣
出版年 2020.10
ページ数 18,357p
大きさ 19cm
一般件名 心理学
ISBN13桁 978-4-641-22145-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 140
内容紹介 基礎的なことがらをはじめ、臨床心理学や脳の話など、具体例を交え、図・イラストを用いてわかりやすく解説した心理学の入門書。公認心理師カリキュラム「心理学概論」にも対応した第3版。
著者紹介 1952年神奈川県生まれ。独立行政法人大学改革支援・学位授与機構理事。共著に「進化と人間行動」など。

目次

第1章 心理学とは
  心理学とは
  心理学の歴史
  資料(データ)の収集
  心理学と社会との関わり
  心理職をめざす若い皆さんへ
  生物心理社会モデル
PART Ⅰ 心と適応
第2章 心の進化
  生物としてのヒト
  動物にも心はあるか-動物は痛みを感じているか
  動物の高次認知機能
  人間のユニークさはどこにあるのか
  人間の適応能力と生物学的制約
第3章 心の発達
  人の赤ちゃんの特徴
  赤ちゃんの心は白紙か
  外界に働きかける赤ちゃん
  愛着の発達
  社会的参照と共同注意
  ものの分類から命名へ
  言語の獲得と出来事の記憶の成立
  小さな心理学者-心の理論の発達
  発達障害とその支援
第4章 ライフサイクル
  人間は一生発達する
  乳児期と分離不安
  幼児期から学童期へ
  青年期にしなければならないこと
  対人不安-青年期に起こりやすい問題:その1
  非行-青年期に起こりやすい問題:その2
  大人になるとはどういうことか-成人初期・成人期
  成熟期
  体の変化
第5章 動機づけと情動
  動機づけとは
  生理的動機
  性動機
  内発的動機
  社会的動機
  情動とは何か
  自分にとっての情動
  他人にとっての情動
  情動と心身の健康
第6章 性格
  性格の記述-類型論から因子論へ
  性格の記述-ビッグ5
  面接法で性格をはかる
  投映法で性格をはかる
  質問紙法で性格をはかる
  大切な信頼性と妥当性
  性格は変わるか
  性格は変わるか-ユングの向性理論
  性格は変わるか-クレッチマーの気質類型
第7章 知能
  知能とは何か-知能の定義
  知能をはかる-知能検査
  知能検査から派生する社会問題
  知能のモデルと知能指数の意味
  知能を決めるのは遺伝か環境か
  創造性
第8章 ストレスとメンタルヘルス
  ストレスを乗り越えるには
  心理病理にはどのようなものがあるか
  心理病理はなぜ起こるか-素因ストレスモデル
  心理病理はなぜ起こるか-精神分析学の説明
  心理病理はなぜ起こるか-学習理論の説明
第9章 カウンセリングと心理療法
  フロイトと精神分析療法
  学習理論と行動療法
  ベックと認知療法
  ロジャースとクライエント中心療法
  心理療法の効果を客観的にはかる
PART Ⅱ 心のしくみ
第10章 感覚
  感覚の性質
  ものを見るしくみ
  色を見るしくみ
  音を聞くしくみ
  におい・味・皮膚の感覚
第11章 知覚
  注意
  形の知覚
  奥行きの知覚
  動きの知覚
  知覚の恒常性
第12章 記憶
  記憶の過程
  感覚記憶
  短期記憶
  長期記憶
  知識とスキーマ
第13章 学習・言語
  学習とは何か
  馴化-学習の原点
  刻印づけ(インプリンティング)
  古典的条件づけ
  オペラント条件づけ
  行動の形成と維持
  般化と弁別
  洞察学習
  社会的学習
第14章 思考
  推論
  確率の推定
  問題解決
  概念と言語
第15章 脳と心
  進化の過程で出現した心
  ニューロンとシナプス
  脳の働きを知る方法
  心の働きを担う脳
  脳の機能-感覚情報の処理
  脳の機能-運動指令の発生
  脳の機能-大脳辺縁系と動機づけ・情動
  脳の機能-新皮質系の認知機能と遂行機能
  考え,自分を知り,行動する-「前頭前野」の思考・自己モニタリング・遂行機能
第16章 脳損傷と心の働き
  脳と心の関係を知る方法
  脳損傷による心的機能の障害
  見えないのに見えている-自覚なしの知覚
  見えるのにわからない-視覚失認
  思い出せない,覚えられない-健忘(症)
  話を理解できない,話せない-失語(症)
第17章 社会のなかの人
  社会的促進と社会的手抜き
  同調行動と流行
  他者の認知
  先入観と偏見
  自己正当化と認知的不協和理論
  どのような人に好意を抱くのか
第18章 心と社会
  共有地の悲劇
  社会的ジレンマ
  囚人のジレンマ
  応報戦略(Tit‐for‐tat)の有効性-「情けは人のためならず」
  社会的ジレンマ状況における監視と罰
  社会の潤滑油としての安心感と信頼
  内集団ひいき
  開かれた社会での信頼