桂 小蘭/著 -- 大阪大学出版会 -- 2020.9 -- 222.03

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閲覧室 /222.0/ケ/ 117149435 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 古代中国の犬文化
タイトルカナ コダイ チュウゴク ノ イヌブンカ
副書名 食用と祭祀を中心に
著者 桂 小蘭 /著  
著者カナ ケイ ショウラン
出版者 大阪大学出版会
出版年 2020.9
ページ数 12,402p
大きさ 22cm
一般件名 中国-歴史-古代 , いぬ(犬)
ISBN13桁 978-4-87259-720-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 222.03
内容紹介 古代中国では犬は、豚、羊、鶏などの家畜と同様に、食用及び祭祀のために飼育された。犬を祀り食用とする習慣を、陰陽五行思想や中国伝統医学との関連から論じる。
著者紹介 中国生まれ。大阪大学から博士(言語文化学)を授与される。国立民族学博物館外来研究員。中山大学族群研究センター客員研究員。

目次

序章 東西における犬のイメージ
第一篇 犬肉の食用
第一章 古代の祭祀儀礼と犬食の習俗
  第一節 礼の起源-礼と祭祀と飲食-
  第二節 養老礼と犬食の習俗
  第三節 郷飲酒礼や郷射礼における犬肉の食用およびその意義
  第四節 『三礼』からみた古代中国の犠牲制度
  まとめ
第二章 陰陽五行と犬食の習俗
  第一節 陰陽五行
  第二節 陰陽五行と犬
  第三節 陰陽五行思想と犬食の習俗
  第四節 中国伝統医学と犬食の習俗
  まとめ
第三章 古代中国における犬食の習俗
  第一節 古代中国の食用犬
  第二節 古代中国の犬肉料理
  まとめ
第二篇 犬による祭祀
第一章 犬と祭祀
  第一節 古代祭祀における犬の供儀
  第二節 宗廟祭祀と犬の供儀
  第三節 竈神を祭る
  第四節 犬と雨乞い
  まとめ
第二章 犬と鬼やらい
  第一節 古代中国の鬼
  第二節 歴代の犬による鬼怪妖狐退治話
  第三節 犬と「鎮墓」と「鎮宅」
  第四節 犬と瘧鬼退治
  第五節 犬と【テイ】風(風止め)
  第六節 犬と儺祭
  第七節 犬と伏祭
  第八節 伏日と御蠱と犬の磔
  まとめ
第三篇 犬文化の衰退
第一章 中古時代以降における犬文化の変容
  第一節 中古時代以降における犬食習俗の変容
  第二節 中古時代以降の犬食習俗にみられる南北地域の格差
  第三節 犬食の習俗における仏教・道教の影響
  第四節 犬に対するイメージの変化
  第五節 社会生活における犬の役割の低下
  第六節 主食と副食の多様化
  まとめ
終章