山口 真美/著 -- 岩波書店 -- 2020.9 -- 141.2

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
ティーン /141/ヤ/ 121121297 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル こころと身体の心理学
タイトルカナ ココロ ト シンタイ ノ シンリガク
叢書名 岩波ジュニア新書
著者 山口 真美 /著  
著者カナ ヤマグチ マサミ
出版者 岩波書店
出版年 2020.9
ページ数 12,221p
大きさ 18cm
一般件名 身体像
ISBN13桁 978-4-00-500923-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 141.2
内容紹介 身体とは、自分自身。体外離脱、鏡映描写実験…。顔や身体がどのように心と関係するかを実験的に調べる研究をしている著者が、痛みを恐れることなく身体を動かすこと、痛みを知ること、身体との付き合い方について伝える。
著者紹介 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達学専攻修了。中央大学文学部心理学研究室教授。博士(人文科学)。日本赤ちゃん学会副理事長。著書に「自分の顔が好きですか?」など。

目次

まえがき
★ 序章 アンバランスな身体-金縛りはなぜおきる?
  金縛りを科学する/霊か心か? それとも脳の問題か?/体外離脱を科学する/脳があやつる身体/感覚を遮断する/癒やしか、修行か/夢と身体/身体に縛られる夢/夢研究の歴史/夢をあやつる、明晰夢/明晰夢を作りあげる脳/うつろう身体感覚/15歳は人生最悪のとき
★ 第1章 人それぞれの身体感覚
  心理学を学ぶ洗礼、鏡映描写実験/逆さめがねの驚き/プリズムめがねで空間無視を治す/運動神経は何のためにある?/身体とつながる視覚、分離した視覚/運動神経が鈍い理由/自分の身体感覚を信じよう!/幻腕とサイボーグ/ないことから考えてみる/触覚で絵を描く、鑑賞する/視覚のない世界、触覚世界を体験する
★ 第2章 魅力的なカラダとは?
  よいスタイルは時代による/やせ願望の複雑さ/社会から求められる顔身体、拒絶する身体/ボディイメージをめぐる対立/男と女のボディイメージ-違いはどこにある?/身長差で感じる自意識の違い/ボディイメージの発達と文化/ボディイメージは健康さが大切?
★ 第3章 共感覚、絶対音感、そして「痛み」を感じる身体
  五感について/共感覚を体験する/絶対音感-感覚は学習しうるか?/感覚を代行する力/痛みは生きる証/痛みを感じる思春期の脳/痛みを知ること、共感すること/他人の痛みは身体で感じるか、頭で感じるか/失敗による痛みを経験する、アンバランスな思春期
★ 第4章 拡張する身体と、身体感覚のコントロール
  通信技術の進歩と身体距離/距離と親しさのねじれ現象/SNSは身体拡張か?-バーチャルリアリティ・チャットへ/そうだ、身体なのだ/身体感覚をコントロールする/過去と未来に縛られる自分/感情と感覚を切り分ける、感情におぼれない/動かずして身体感覚と闘う/瞑想と身体技法/「笑うから楽しいのだ」
★ 終章 少し長いあとがき-こころと身体から、自分を知る
  身体を持つ苦しみ、痛みについて/痛みと不安・恐怖について/テレパシーではなくリアルな痛みで/ふつうとは何か?
ほんとうの、あとがき
参考文献