矢澤 久史/著 -- 三恵社 -- 2020.8 -- 481.78

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資料詳細

タイトル 動物の系列学習心理学
タイトルカナ ドウブツ ノ ケイレツ ガクシュウ シンリガク
著者 矢澤 久史 /著  
著者カナ ヤザワ ヒサシ
出版者 三恵社
出版年 2020.8
ページ数 165p
大きさ 21cm
一般件名 動物心理学 , 学習心理学
ISBN13桁 978-4-86693-266-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 481.78
内容紹介 動物、特にラットにおける系列学習を巡る1930年代の部分強化研究から現在までの約90年間に渡る研究の歩みを検討する。系列学習研究の歴史を変えた7つの研究にも触れる。
著者紹介 静岡県生まれ。筑波大学大学院心理学研究科博士課程修了。名古屋短期大学現代教養学科教授。教育学博士。臨床心理士。公認心理師。

目次

序章 系列学習研究の流れ
第1章 部分強化研究の展開
  第1節 部分強化研究の萌芽と意義
  第2節 Bittermanの弁別仮説
  第3節 Amselのフラストレーション理論
  第4節 Capaldiの系列(Sequential)理論
  第5節 Capaldiの強化レベル理論
  第6節 部分強化から系列学習へ
第2章 系列学習を巡るHulseとCapaldiの対立
  第1節 人間における系列学習
  第2節 系列学習研究の始まり
  第3節 Hulseの法則符号化理論(Rule encoding theory)
  第4節 Capaldiの記憶弁別理論
  第5節 Hulseの二元論的アプローチによる反論
  第6節 Hulseの二元論に対する検討
  第7節 Hulseの二元論に対するCapaldiの見解
  第8節 系列学習研究におけるHulseとCapaldiの貢献
第3章 系列位置学習研究の展開
  第1節 系列位置学習研究の萌芽
  第2節 Burnsによる系列位置学習研究の登場
  第3節 項目間連合か系列位置か(1)-同じ試行数からなる系列
  第4節 項目間連合か系列位置か(2)-異なる試行数からなる系列
  第5節 項目間連合か系列位置か(3)-時間的手がかりと転移
  第6節 系列学習における反応パターンの影響
  第7節 項目間連合も系列位置学習も
第4章 計数研究の展開
  第1節 無強化(N)試行数の計数に関する研究
  第2節 系列学習における強化(R)試行数の計数研究の始まり
  第3節 R試行数に関する計数研究の発展(1)-カテゴリー柔軟性
  第4節 R試行数に関する計数研究の発展(2)-安定順序の原理
  第5節 動物における計数
第5章 チャンキング研究の展開
  第1節 分節手がかり(Phrasing cue)によるチャンキング
  第2節 系列チャンクの成立
  第3節 リストチャンクの成立
  第4章 文脈(走路)手がかりによる項目記憶の隠蔽
  第5節 新たな研究者Cohenの参入
  第6節 Cohenによる研究の発展
  第7節 チャンキング研究から見た系列学習研究
第6章 Fountain,S.B.による研究
  第1節 Hulseの後継者としてのFountainの研究のルーツ
  第2節 Fountainによる新しい実験装置の開発
  第3節 法則構造に関するFountainの代表的な研究
  第4節 分節手がかりに関する研究
  第5節 系列学習に関与する脳部位研究
  第6節 今後の系列学習研究の発展
第7章 系列学習研究の歴史を変えた7つの研究