川崎 良孝/著 -- 京都図書館情報学研究会 -- 2020.6 -- 010.1

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閲覧室 /010.1/カ/ 117149013 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 社会的、政治的な問題と図書館の立場表明
タイトルカナ シャカイテキ セイジテキ ナ モンダイ ト トショカン ノ タチバ ヒョウメイ
副書名 アメリカの事例と実践
著者 川崎 良孝 /著  
著者カナ カワサキ ヨシタカ
出版者 京都図書館情報学研究会
出版年 2020.6
ページ数 8,258p
大きさ 22cm
一般件名 図書館の自由 , アメリカ図書館協会
ISBN13桁 978-4-8204-2002-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 010.1
内容紹介 「図書館の権利宣言」「ラベリング声明」「ヴェトナム反戦決議」など、アメリカの図書館研究に重要な示唆を与える社会的、政治的問題を取り出し、喫緊の問題に対する図書館界の立場の表明を取り巻く議論と帰趨を追求する。
著者紹介 京都大学名誉教授。著書に「開かれた図書館とは」「アメリカ大都市公立図書館と「棄てられた」空間」など。

目次

第1章 「図書館と知的自由」
  はじめに
  1節 「図書館と知的自由」の領域に入る事例
  2節 「図書館と知的自由」の領域の再検討
  3節 本書の構成
第2章 明示的な積極面と黙示的な消極面:『図書館の権利宣言』(1948年)
  はじめに
  1節 『図書館の権利宣言』(1948年)の採択に向けて
  2節 『図書館の権利宣言』(1948年)の採択
  3節 ヘレン・E.ヘインズの考えと『図書館の権利宣言』(1948年)
  おわりに
第3章 雇用のための要件か思想の自由への侵害か:忠誠プログラムに関する決議(1948、1949、1950年)
  はじめに
  1節 忠誠審査と図書館の背景:1948年
  2節 『図書館における忠誠審査に抗議する決議』の採択(1948年)と修正(1949年)
  3節 『忠誠プログラムに関する決議』(1950年)の採択
  おわりに
第4章 原則の遵守と公務員や市民としての義務との確執:『ラベリング声明』(1951年)と共産主義プロパガンダ
  はじめに
  1節 『ラベリング声明』(1951年)の採択
  2節 ラルフ・A.アルヴェリングの報告と個人的な反応
  3節 知的自由委員会とラルフ・A.アルヴェリングの意見対立
  4節 図書選択と第1回知的自由会議(1952年)
  5節 ラベリングをめぐる事例
  おわりに
第5章 「地方」の問題なのか「全国」の問題なのか:人種隔離と『図書館の権利宣言』(1961年)
  はじめに
  1節 人種隔離とアメリカ図書館協会:基本的立場と対応
  2節 1950年代後半の図書館状況と黒人
  3節 アメリカ図書館協会:1960年
  4節 『ウィルソン・ライブラリー・ブルティン』と『ライブラリー・ジャーナル』の仕掛け
  5節 『図書館の権利宣言』(1961年)の採択
  おわりに
第6章 中立性と唱導性をめぐる激論:ヴェトナム反戦決議(1969-1971年)
  はじめに
  1節 1967年アメリカ図書館協会サンフランシスコ年次大会
  2節 1968年アメリカ図書館協会カンザスシティ年次大会
  3節 1969年アメリカ図書館協会アトランティックシティ年次大会
  4節 1970年アメリカ図書館協会シカゴ冬期大会
  5節 1970年アメリカ図書館協会デトロイト年次大会
  6節 1971年アメリカ図書館協会とヴェトナム反戦決議の採択
  おわりに
第7章 今後の研究に向けて
  1節 本書のまとめ
  2節 今後の研究に向けて