長谷部 将司/著 -- 八木書店出版部 -- 2020.4 -- 210.3

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資料詳細

タイトル 日本古代の記憶と典籍
タイトルカナ ニホン コダイ ノ キオク ト テンセキ
副書名 古代人の「記憶」はどのように形成されたのか
著者 長谷部 将司 /著  
著者カナ ハセベ マサシ
出版者 八木書店出版部
出版年 2020.4
ページ数 14,340,21p
大きさ 22cm
一般件名 日本-歴史-古代
ISBN13桁 978-4-8406-2236-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.3
内容紹介 古代人の「記憶」はどのように形成されたのか? 史書・系譜・説話・詩歌集など、さまざまな典籍を検討。その編纂者と受容者との間で共有・更新される「情報」と「記憶」に注目し、氏族秩序の形成過程に迫る。
著者紹介 1974年埼玉県生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。博士(文学)。茨城高等学校・中学校教諭。著書に「日本古代の地方出身氏族」など。

目次

序章 研究史の整理と課題の提示
第一章 『日本書紀』受容の諸相
  第一節 八世紀における『日本書紀』の受容
  補論 『日本霊異記』に見る官撰史書の論理との差異
  第二節 九世紀における『日本書紀』の受容
  <コラム>「日本紀の御局」と「日本紀の家」
第二章 『新撰姓氏録』の編纂
  第一節 『新撰姓氏録』序文の氏姓観
  補論 「氏族志」編纂事業と功臣家伝
  第二節 『新撰姓氏録』による氏族秩序の射程
  <コラム>『氏族志』・『姓氏録』・『大唐姓族系録』
第三章 言説空間の拡大
  第一節 『高橋氏文』に見る私撰史書の意義
  第二節 勅撰漢詩集による氏族秩序の形成
  第三節 『菅家文草』に見る私家集の歴史性
  <コラム>『医心方』と『占事略決』
第四章 変容する神と天皇
  第一節 八幡大菩薩成立の前提
  第二節 「崇道天皇」の成立とその展開
  補論 吉備津彦命神の転身
  第三節 臣下としての菅公・天満天神
  <コラム>豊国大明神と東照大権現
終章 日本古代の氏族秩序と天皇観