須田 珠生/著 -- 人文書院 -- 2020.3 -- 767.6

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閲覧室 /767.6/ス/ 117220921 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 校歌の誕生
タイトルカナ コウカ ノ タンジョウ
著者 須田 珠生 /著  
著者カナ スダ タマミ
出版者 人文書院
出版年 2020.3
ページ数 220p
大きさ 20cm
一般件名 校歌-歴史
ISBN13桁 978-4-409-52082-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 767.6
内容紹介 学校が校歌を持つことは当たり前となっているが、明治以来現在まで、校歌を作ることを定めた法規は存在しない。なぜ作成に手間を要する校歌がこれほど普及したのか。厖大な史料を読み解き、校歌の起源と展開に丹念に迫る。
著者紹介 1990年広島県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程研究指導認定退学。同大学人文学連携研究者。京都大学博士(人間・環境学)。

目次

序 本書の視角
  1 問題関心と目的
  2 先行研究の整理
  3 本書の構成
第1章 文部省による唱歌認可制度の実施
  1 儀式と唱歌の結合
  2 文部省訓令第二号の公布
  3 文部省訓令第七号の公布
第2章 各学校における校歌作成の意図
  1 同一の校歌
  2 校歌の代替としての唱歌《金剛石》
  3 東京音楽学校への校歌作成委託
  4 校歌に求められた内容
  5 校歌の歌詞内容の変容
  6 校歌への権威づけ
第3章 校歌と郷土教育運動との関わり
  1 校歌の普及
  2 郷土歌としての校歌
  3 替え歌の校歌
第4章 文部省による唱歌への規制と校歌の扱い
  1 文部省訓令第七号の廃止とその後
  2 文部省による校歌への対応
  3 学校側の対応
終章 校歌は、いかなる歌として成立したのか