作田 誠一郎/著 -- 佛教大学 -- 2020.2 -- 371.42

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資料詳細

タイトル いじめと規範意識の社会学
タイトルカナ イジメ ト キハン イシキ ノ シャカイガク
副書名 調査からみた規範意識の特徴と変化
叢書名 佛教大学研究叢書
著者 作田 誠一郎 /著  
著者カナ サクタ セイイチロウ
出版者 佛教大学
出版年 2020.2
ページ数 7,244p
大きさ 22cm
一般件名 いじめ
ISBN13桁 978-4-623-08851-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 371.42
内容紹介 いじめと規範意識を中心に、学校社会における児童生徒および青少年のいじめの実態を社会学の視点から考察。「いじめられた」または「いじめた」といういじめ経験がその後の対人意識や対人関係に影響することを明らかにする。
著者紹介 1974年福岡県生まれ。山口大学大学院東アジア研究科修了(博士(学術))。佛教大学社会学部准教授。専門は少年非行論、犯罪社会学など。著書に「近代日本の少年非行史」など。

目次

序章 いじめ現象と規範意識
  1 日本におけるいじめ現象
  2 いじめ定義の変遷といじめ経験
  3 学校的価値観と規範意識
  4 若者の個人主義的傾向といじめ
  5 いじめ現象を読み解くうえでの課題
  6 本書の構成
第Ⅰ部 高校生の調査にみる対人意識と対人関係
第1章 学校社会における高校生の対人関係と規範意識に関する考察
  1 問題設定
  2 対人関係の大きな傾向
  3 高校生の規範意識の特徴
  4 まとめ
第2章 高校生のいじめ経験における対人意識の特徴と学校社会
  1 問題設定
  2 いじめ経験と対人意識の特徴
  3 いじめ経験における対極的な規範意識
  4 インターネット上の誹謗中傷と規範意識
  5 まとめ
第3章 ルールとしての道徳的価値観といじめ
  1 問題設定
  2 デュルケムの道徳に対する社会学的視点とその特徴
  3 後期近代社会における道徳の存在
  4 分析結果
  5 まとめ
第Ⅱ部 高校生の調査にみるいじめ現象と規範意識
第4章 いじめる生徒の孤独感と自己矛盾
  1 問題設定
  2 分析結果
  3 まとめ
第5章 生徒指導における自己決定と道徳規範のバランス
  1 問題設定
  2 生徒指導の概念と理論
  3 流動化社会の再帰性とリスクを前提とした生徒指導
  4 教師の生徒指導に対する客観化と重層的な生徒指導
  5 いじめに対する生徒指導とその課題
  6 分析結果
  7 まとめ
第6章 経年比較にみる対人意識および規範意識の特徴と変化
  1 問題設定
  2 経年比較を中心とした対人意識と対人関係の変化
  3 経年比較からみる規範意識といじめの特徴
  4 まとめ
第Ⅲ部 小中学生の調査にみるいじめ現象と規範意識
第7章 「スクールカースト」における中学生の対人関係といじめ
  1 問題設定
  2 分析結果
  3 まとめ
第8章 小学生の規範意識といじめ経験からみた対人関係の社会学的考察
  1 問題設定
  2 分析結果
  3 まとめ
第9章 小中学生の規範意識といじめの比較分析
  1 問題設定
  2 分析結果
  3 まとめ
補論 非行少年におけるいじめ経験と規範意識
  1 問題設定
  2 分析結果
  3 まとめ
終章 今後のいじめ現象と規範意識