広田 照幸/編 -- 名古屋大学出版会 -- 2020.2 -- 374.37

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /374.3/レ/2 117147074 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 歴史としての日教組 下巻
タイトルカナ レキシ ト シテ ノ ニッキョウソ
著者 広田 照幸 /編  
著者カナ ヒロタ テルユキ
巻の書名 混迷と和解
出版者 名古屋大学出版会
出版年 2020.2
ページ数 6,303,14p
大きさ 22cm
一般件名 日本教職員組合
ISBN13桁 978-4-8158-0973-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 374.37
内容紹介 膨大な非公開史料や関係者へのインタビューに基づき、日教組の歴史を学術的に徹底検証。下は、1980年代の労働戦線の再編から、教育運動の転換、文部省との「歴史的和解」まで、新たな路線選択の時代に迫る。
著者紹介 1959年生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。日本大学文理学部教授、日本教育学会会長。著書に「教育言説の歴史社会学」「大学論を組み替える」など。

目次

第Ⅱ部 混迷と和解
序章 社会の変化と日教組
  はじめに
  一 日教組の運動の高揚と混迷
  二 本巻の構成と資料・データ
第1章 一九八〇年代の労働戦線再編の中で
  はじめに
  一 労働戦線統一への流れ
  二 一九八〇年代前半の日教組
  三 日教組の四〇〇日抗争と路線選択
  四 反主流派の離脱
  おわりに
第2章 「四〇〇日抗争」の過程
  はじめに
  一 四〇〇日抗争前半期(一九八六年八月二十九日-八七年三月十三日)の展開
  二 四〇〇日抗争後半期(一九八七年三月十四日-八八年二月三日)の展開
  おわりに
第3章 一九八九年の分裂
  はじめに
  一 なぜ分裂したのか
  二 主流派幹部の情勢判断と運動論理
  三 反主流派幹部の情勢判断と運動論理
  おわりに
第4章 文部省との「歴史的和解」の政治過程
  はじめに
  一 和解の背景
  二 なかなか進まない関係改善
  三 和解のプロセス1
  四 和解のプロセス2
  五 和解のプロセス3
  六 自民党と文部省の事情
  おわりに
第5章 一九九〇年代の路線転換と二一世紀ビジョン委員会
  はじめに
  一 二一世紀ビジョン委員会の設置
  二 目的を規定したもの
  三 最重要成果としての中間報告
  四 最終報告の隠れた役割
  おわりに
第6章 一九五五年の運動方針転換への合意形成過程
  はじめに
  一 組織内の合意形成に向けたストラテジー
  二 運動方針案の作成過程
  三 主流左派のインフォーマルな組織内での合意調達過程
  四 第八〇回大会の議論
  おわりに
結論に代えて
  一 三つの課題と軌道修正
  二 冷戦と日教組
  三 戦後教育史の見直しに向けて