水出 幸輝/著 -- 人文書院 -- 2019.9 -- 369.3

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閲覧室 /369.3/ミ/ 117143297 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル <災後>の記憶史
タイトルカナ サイゴ ノ キオクシ
副書名 メディアにみる関東大震災・伊勢湾台風
著者 水出 幸輝 /著  
著者カナ ミズイデ コウキ
出版者 人文書院
出版年 2019.9
ページ数 388p
大きさ 20cm
一般件名 災害-歴史 , マス・メディア-歴史 , 関東大震災(1923) , 伊勢湾台風(1959)
ISBN13桁 978-4-409-24126-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 369.3
内容紹介 「防災の日」が設定され、全国規模での想起の対象となった関東大震災と、ローカルな記憶にとどめられた伊勢湾台風。ふたつの運命を分けたものは何だったのか。メディア言説の分析から、災害をめぐる記憶と認識の変遷に迫る。
著者紹介 1990年名古屋市生まれ。関西大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員(京都大学)。専門は社会学、メディア史。

目次

序章
第Ⅰ部
第一章 復興語りの終点/記憶語りの始点
  帝都東京の自意識
  大阪と帝都復興祭
  放送と帝都復興祭
  可視化された帝都
第二章 戦時体制と「震災記念日」
  第一期 復興以後の「震災記念日」
  第二期 「興亜奉公日」と「震災記念日」
  第三期 戦後の「震災記念日」
  慰霊、動員、解体
第Ⅱ部
第三章 「震災記念日」から「防災の日」へ
  社説が描く「震災記念日」(~一九五九年)
  社説が描く「防災の日」(一九六〇年~)
  「防災の日」の周年社説
  転換点としての一九六〇年
第四章 平凡な「魔の九月二十六日」
  『東京朝日』-取るに足らない日
  『名古屋朝日』-地方支社の独自報道
  『中日新聞』-重要な記念日
  伊勢湾台風の集合的記憶
第Ⅲ部
第五章 「地震大国」と予知の夢
  新聞は予知をいかに語ったか
  予知報道とは何だったのか
  「夢」の再考
第六章 「地震後派」知識人の震災論
  震災をいかに語るか
  個人的な記憶と集合的記憶
終章