源河 亨/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2019.10 -- 761.1

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資料詳細

タイトル 悲しい曲の何が悲しいのか
タイトルカナ カナシイ キョク ノ ナニ ガ カナシイ ノカ
副書名 音楽美学と心の哲学
著者 源河 亨 /著  
著者カナ ゲンカ トオル
出版者 慶應義塾大学出版会
出版年 2019.10
ページ数 6,197,19p
大きさ 20cm
一般件名 音楽美学 , 情動 , 知覚
ISBN13桁 978-4-7664-2634-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 761.1
内容紹介 美に関する経験や判断の問題を扱う美学に、心の哲学を利用してアプローチ。特に「音楽聴取」に焦点をあわせ、音とは何か、なぜ人は悲しい音楽を聴くのか、音楽と情動はどのように結びついているのかなどについて考察する。
著者紹介 慶應義塾大学大学院にて博士(哲学)を取得。同大学文学部・日本大学芸術学部・立正大学文学部にて非常勤講師。専門は、心の哲学、美学。著書に「知覚と判断の境界線」など。

目次

第1章 音楽美学と心の哲学
  1 聴取経験の分析
  2 音楽美学の自然化
第2章 「美しい音楽」は人それぞれ?
  1 基本概念の整理
  2 実在性と客観性を分ける
第3章 「美しい音楽」の客観性
  1 正しい美的経験の条件
  2 なぜ評価が重要なのか
第4章 心が動く鑑賞
  1 情動とは何か
  2 情動なしに「鑑賞」できない
第5章 心が動けば聴こえが変わる
  1 知覚と情動は独立か?
  2 考えることと感じること
第6章 音を見る、音に触れる
  1 音はどこにあるのか
  2 現象学と知覚システム
第7章 環境音から音楽知覚へ
  1 音楽とは何か
  2 音楽を見る、音楽に触れる
第8章 聴こえる情動、感じる情動
  1 音楽の悲しみと聴き手の悲しみ
  2 表出説と喚起説
第9章 なぜ悲しい曲を聴くのか
  1 二つの問題と音楽情動
  2 悲しむべきことがあるのか
第10章 悲しい曲の何が悲しいのか
  1 類似説とペルソナ説
  2 二つは本当に対立しているのか
結論 美学の自然化