田中 俊之/著 -- 岩波書店 -- 2019.7 -- 159.7

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /159/タ/ 121047617 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 男子が10代のうちに考えておきたいこと
タイトルカナ ダンシ ガ ジュウダイ ノ ウチ ニ カンガエテ オキタイ コト
叢書名 岩波ジュニア新書
著者 田中 俊之 /著  
著者カナ タナカ トシユキ
出版者 岩波書店
出版年 2019.7
ページ数 17,171p
大きさ 18cm
一般件名 人生訓(青年)
ISBN13桁 978-4-00-500900-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 159.7
内容紹介 高校生にとって、進学は定年退職までの人生を決めてしまうような重大な選択。「男」という性別が、男子の生き方にどのような影響を与えるのかを解説し、男子に自分が進む道について“落ち着いて”考える機会を提供する。
著者紹介 1975年生まれ。大正大学心理社会学部准教授。博士(社会学)。著書に「男性学の新展開」「男がつらいよ」「<40男>はなぜ嫌われるか」など。

目次

はじめに
  「進学校」って何?/「難関大学」に進学した場合の選択肢/「一流企業」で働くと「いい家庭」を作れる?!
第1章 日本社会で「男」として生きること
  男子がスカートに着替えたら/ジェンダーとは何か/保育園や幼稚園の先生は誰でもできる?/偉い人は「男」だらけ/性別役割分業が「普通」の日本/男女平等の理想と現実/新小学校一年生の就きたい職業/親が就いてもらいたい職業/「らしさ」はあなどれない/<男らしさ>・<女らしさ>とは何か/女子が言う「すごい」に隠された意味/男ならではの不自由
第2章 「男は仕事、女は家庭」の過去・現在・未来
  性別役割分業の歴史/「夢」としてのサラリーマン/「夢」から「平凡」の象徴へ/「私、作る人、僕、食べる人」な社会システムへの抗議/二四時間たたかう亭主は、元気で留守がいい/リストラと新規雇用の抑制/女性の社会進出をめぐる現状/進む未婚化/草食男子の本当の意味/家族像の行方
第3章 泣けない男の一生
  <男らしさ>と涙/コミュニケーションの深度/恋愛との向き合い方/恋愛における加点式と減点式/社会人という言葉の意味/平日昼間問題/生命・生活・生涯/「きょうよう」と「きょういく」が大切だ/仕事の両義性/孤立する男性
第4章 「やさしい」のに「やさしくない」日本社会
  ジェンダーの視点から社会を見る/なぜ多様性が重要なのか/変わる職場/日本におけるメンズリブ運動/不全感と攻撃性/比較をやめる/見栄とプライドの違い/自分のなかの多様性/積極的寛容と消極的寛容/「やさしい」社会の実現で変わる男性の生き方
主要参考文献
おわりに