山本 真知子/著 -- 岩崎学術出版社 -- 2019.7 -- 369.43

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展示 /369.4/ヤ/ 117037309 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 里親家庭の実子を生きる
タイトルカナ サトオヤ カテイ ノ ジッシ オ イキル
副書名 獲得と喪失の意識変容プロセス
叢書名 岩崎現代福祉選書
著者 山本 真知子 /著  
著者カナ ヤマモト マチコ
出版者 岩崎学術出版社
出版年 2019.7
ページ数 10,201p
大きさ 22cm
一般件名 里親制度 , 家族関係
ISBN13桁 978-4-7533-1153-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 369.43
内容紹介 現在の里親家庭支援において欠けているのは「実子への視点」。これまで光が当たっていなかった実子に着目し、彼らがどのように里親家庭で成長するのか、折々にどのような意識を持つのかを、インタビュー調査から明らかにする。
著者紹介 1982年東京都生まれ。日本女子大学大学院博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。大妻女子大学専任講師。社会福祉士、保育士、幼稚園教諭。著書に「家庭支援論」など。

目次

序章 里親家庭の実子を研究する目的
  第1節 研究の背景
  第2節 研究の目的と意義
  第3節 用語の定義
  第4節 当事者が行う研究
第1章 里親の実子とは何か-国内外研究の検討-
  第1節 先行研究の範囲とその動向
  第2節 国内外の里親家庭の実子に関する研究
  第3節 喪失とその対応に関する研究
  第4節 近接領域における研究との比較-ヤングケアラー,障害児・病児のきょうだいとの関連-
第2章 里親家庭における里親の実子の意識
  第1節 インタビュー調査の目的
  第2節 調査方法-調査手順と分析方法-
  第3節 結果-意識の変容過程の結果-
  第4節 本章のまとめ-2つの立場を持つ実子-
第3章 里親養育の開始の際の実子の年齢による意識変容のプロセス
  第1節 インタビュー調査の目的
  第2節 調査方法-複線径路・等至点アプローチ(TEA)とその内容-
  第3節 里親養育の開始の際の実子の年齢によるプロセス
  第4節 里親養育が実子に与える影響
  第5節 本章のまとめ-獲得と喪失の3つのプロセス-
第4章 里親の実子が持つ主観的なきょうだいの境界とその変化
  第1節 主観的なきょうだいの境界に関する調査の目的
  第2節 調査方法-調査手順と分析方法-
  第3節 主観的なきょうだいの範囲の結果
  第4節 本章のまとめ-4つの主観的なきょうだいの境界-
終章 里親家庭の実子を生きるとは
  第1節 里親家庭で成長する実子
  第2節 ヤングケアラーとしての実子
  第3節 主観的な実子のきょうだいの範囲の獲得と喪失
  第4節 実子と社会制度との繫がり
  第5節 本研究の限界と今後の課題