野村 実/著 -- 晃洋書房 -- 2019.3 -- 681.1

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /681.1/ノ/ 117137844 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル クルマ社会の地域公共交通
タイトルカナ クルマ シャカイ ノ チイキ コウキョウ コウツウ
副書名 多様なアクターの参画によるモビリティ確保の方策
著者 野村 実 /著  
著者カナ ノムラ ミノル
出版者 晃洋書房
出版年 2019.3
ページ数 8,200p
大きさ 22cm
一般件名 交通政策
ISBN13桁 978-4-7710-3198-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 681.1
内容紹介 クルマ社会におけるモビリティ確保の方策を、地域公共交通の新展開の事例から提示。社会福祉協議会やNPO法人の取り組みを取り上げ、社会学的な視座から分析し、政策的・実践的示唆を導出する。
著者紹介 1990年兵庫県生まれ。立命館大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了。博士(社会学)。大谷大学文学部任期制助教。

目次

序章 本書の目的と全体構成
  1.本書の目的
  2.本書の構成
第1章 クルマ社会と地域公共交通
  1.クルマ社会の現状と課題
  2.地域公共交通に関わる法制度と政策動向
  3.オルタナティブな地域公共交通の展開
第2章 地域公共交通とモビリティ確保の理論的背景
  1.地域公共交通の制度/政策/実態に関わる研究
  2.モビリティ確保に関する学術的・実践的背景の整理
  3.社会学におけるモビリティ論の展開
  4.本章のまとめ
第3章 高齢社会におけるデマンド交通の新たな展開
  1.高齢社会におけるモビリティ確保の現状と課題
  2.三重県玉城町における「元気バス」と社会福祉協議会の取り組み
  3.長野県安曇野市における「あづみん」と社会福祉協議会の取り組み
  4.事例から導出されたインプリケーション
  5.本章のまとめ
第4章 人口減少社会における次世代型地域交通に関する事例研究
  1.人口減少社会と次世代型地域交通
  2.兵庫県丹波市のデマンド(予約)型乗合タクシー
  3.京都府京丹後市における自家用有償運送「ささえ合い交通」の事例
  4.事例から導出されたインプリケーション
  5.本章のまとめ
第5章 都市部における生活ニーズに応じたコミュニティ交通の役割
  1.都市部におけるコミュニティ交通の役割
  2.神戸市東灘区住吉台とくるくるバスの概要
  3.新交通システム“COSMOS”の取り組み
  4.地域社会における新交通システムの役割
  5.本章のまとめ
第6章 近年の国内外におけるモビリティ確保の事例
  1.欧州における新たな交通“MaaS”の展開
  2.ドイツ地方部「住民バス」のケーススタディ
  3.わが国における近年のモビリティ確保の事例
  4.本章のまとめ
第7章 交通と社会学
  1.交通と社会学のフロンティア
  2.事例から得られうる社会学的な示唆
  3.交通研究及び周辺領域への学術的示唆の導出
終章 多様なアクターの参画によるモビリティ確保の方策
  1.本書のまとめ
  2.求められうる解決方策
  3.今後の研究課題