梶原 はづき/著 -- 第三書館 -- 2019.2 -- 645.9

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資料詳細

タイトル 災害とコンパニオンアニマルの社会学
タイトルカナ サイガイ ト コンパニオン アニマル ノ シャカイガク
副書名 批判的実在論とHuman‐Animal Studiesで読み解く東日本大震災
著者 梶原 はづき /著  
著者カナ カジワラ ハズキ
出版者 第三書館
出版年 2019.2
ページ数 7,310p
大きさ 22cm
一般件名 ペット , 東日本大震災(2011) , 福島第一原子力発電所事故(2011)
ISBN13桁 978-4-8074-1900-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 645.9
内容紹介 「その時」を境に、被災者とペットがたどった運命は? 東日本大震災における飼い主とコンパニオンアニマルに焦点を当て、現代日本社会における人と動物の関係性を分析する。
著者紹介 1964年東京生まれ。立教大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。同大学社会福祉研究所研究員。博士(社会学)。

目次

1章 人と動物の関係性の社会学
  1.1 はじめに
  1.2 論理的アプローチ:批判的実在論を導入する意義
  1.3 経験的アプローチ:批判的方法論的多元主義
  1.4 本論文の構成
2章 先行研究の中での本論文の位置
  2.1 社会学のサブフィールドとしてのHuman‐Animal Studies(HAS)の出現
  2.2 災害と動物
  2.3 批判的実在論
  2.4 本論文の位置
3章 研究の方法
  3.1 批判的実在論の応用
  3.2 インテンシヴな方法
  3.3 エクステンシヴな方法(アンケート調査)
  3.4 研究の妥当性
  3.5 倫理的配慮
4章 津波災害をコンパニオンアニマルと共に生き抜く
  4.1 災害という非日常から関係性を照射する
  4.2 津波を経験した2人のライフストーリー
  4.3 語られる関係性
  4.4 コンパニオンアニマルと生き抜くための戦略
  4.5 生を紡ぐコンパニオン
5章 原発事故の災禍をコンパニオンアニマルと惑う
  5.1 原発事故を経験した飼い主のライフストーリー
  5.2 グローバリゼーションの外側にある関係性
  5.3 コンパニオンアニマルと世界の終わりの淵に立つ-行動から関係性を読み解く
  5.4 大地と繫ぐコンパニオン
6章 災害という日常が壊れた場所で立ち上がる関係性
  6.1 津波災害と原子力災害-関係性の違いを生むもの
  6.2 アクチュアルな領域での抑圧-共通していたものは何か
  6.3 根底にある構造
  6.4 なぜ人間は別の種と結びつき共に暮らすのか
7章 結論
  7.1 現代日本社会における人と動物の関係性-我々の考える「社会」とは何か
  7.2 本論文の限界と今後の展望