三宅 晶子/著 -- ぺりかん社 -- 2019.2 -- 773.2

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閲覧室 /773.2/ミ/ 117036442 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 歌舞能の系譜
タイトルカナ カブノウ ノ ケイフ
副書名 世阿弥から禅竹へ
著者 三宅 晶子 /著  
著者カナ ミヤケ アキコ
出版者 ぺりかん社
出版年 2019.2
ページ数 338p
大きさ 22cm
一般件名 能楽-歴史
ISBN13桁 978-4-8315-1528-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 773.2
内容紹介 能作史において中心的存在である世阿弥と禅竹。彼らの能はどのようなものなのか、舞台上でどのように表現され得るのか。作品分析を通して、それぞれの人とその時代的特色を明らかにする。「歌舞能の確立と展開」の続編。
著者紹介 愛知県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得後退学。博士(文学)。専攻は日本中世文学、特に能楽。横浜国立大学教育学部教授。著書に「歌舞能の確立と展開」など。

目次

第一章 世阿弥と禅竹
  一 言葉の魔術師、世阿弥
  二 耽美派、禅竹の能
第二章 創生期の能の魅力
  一 夢と現の間
  二 類型化以前の霊験能
  三 禅竹のもたらした能の革新性
第三章 世阿弥の言語感覚
  一 世阿弥は『源氏物語』を読んでいたか
  二 「雲となり雨となる」
  三 もみじに冷淡な世阿弥
  四 <砧>に用いられる「水かけ草」
  五 能の中の大和、共存する歌枕と実世界
  六 <融>の引き歌考
  七 <融>三五夜中の新月の色
  八 舞を生む歌語
  九 動き出す言葉
第四章 世阿弥における能楽論と能作の実態
  一 修羅能のシテに選ばれた武将たち
  二 軍体と砕動風
  三 力動風再考
  四 佐渡における世阿弥
  五 『申楽談儀』世阿弥が語ったこと、語らなかったこと
  六 住することなき世阿弥
  七 世阿弥の能楽論と死生観
第五章 禅竹の世界
  一 六条御息所の変貌
  二 <野宮>の作者
  三 「飽かぬやいつの寝乱れ髪」
  四 一条兼良と金春禅竹
  五 <定家>と『百人一首』
  六 <姨捨>の作者