富田 武/著 -- 人文書院 -- 2019.2 -- 210.75

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資料詳細

タイトル シベリア抑留者への鎮魂歌(レクイエム)
タイトルカナ シベリア ヨクリュウシャ エノ レクイエム
著者 富田 武 /著  
著者カナ トミタ タケシ
出版者 人文書院
出版年 2019.2
ページ数 210p
大きさ 20cm
一般件名 シベリア抑留
ISBN13桁 978-4-409-52075-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 210.75
内容紹介 新発見の公文書で明らかにされたソ連で銃殺刑判決を受けた日本人の記録、諜報活動から長期抑留された女囚の謎、詩人石原吉郎・画家四國五郎の過酷な抑留生活…。様々なシベリア抑留の実態を伝える。
著者紹介 1945年福島県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程満期退学。成蹊大学名誉教授。専門はソ連政治史、日ソ関係史、シベリア抑留。「シベリア抑留」でアジア・太平洋賞特別賞受賞。

目次

序章 シベリア出兵とシベリア抑留
  はじめに-二〇一八年夏ロシア極東慰霊・墓参団に参加して
  第一節 イワノフカ村事件と「出兵」の歴史的影響
  第二節 アムール州における日本人捕虜
第一章 ソ連で銃殺刑判決を受けた日本人一九四五-四七年
  はじめに
  第一節 ソ連抑留の「戦犯」と裁判
  第二節 銃殺刑判決の罪状と法的根拠
  第三節 既存の知見と照合して
  おわりに-今後の課題
第二章 中村百合子
  はじめに
  第一節 中村の経歴を追いかける
  第二節 北朝鮮での諜報活動、逮捕・取調べ
  第三節 モスクワ、タイシェット、ハバロフスク
  おわりに
第三章 石原吉郎
  はじめに
  第一節 石原の帰国-詩作と心境
  第二節 抑留を追体験するエッセイ
  第三節 収容所における失語と自由
  第四節 石原の見た戦後日本社会
第四章 四國五郎
  はじめに
  第一節 フルムリ収容所にて
  第二節 ナホトカ収容所にて
  第三節 日本帰国後の四國
終章 抑留研究の過去・現在・未来
  はじめに
  第一節 政治問題としての抑留問題
  第二節 ペレストロイカ以降の研究
  第三節 抑留研究会発足後の成果と今後の課題
  おわりに