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    佐川和茂
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伊能 教夫/著 -- コロナ社 -- 2018.11 -- 460

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /460/イ/ 117129155 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 生物機械工学
タイトルカナ セイブツ キカイ コウガク
副書名 数理モデルで生物の不思議に迫る
著者 伊能 教夫 /著  
著者カナ イノウ ノリオ
出版者 コロナ社
出版年 2018.11
ページ数 8,178p
大きさ 21cm
一般件名 生物工学 , 機械工学
ISBN13桁 978-4-339-06757-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 460
内容紹介 生物機械工学の入門書。工学的視点から見えてくる生物特有の特徴を紹介することを主眼に、大学初学年でも学べるよう平易に説明する。演習問題やコラムなども掲載。
著者紹介 東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了(機械物理工学専攻)。工学博士。東京工業大学大学院教授。

目次

第1章 概論
  1.1 生物機械工学が扱う研究対象
  1.2 数理モデルについて
  1.3 生物機械工学で扱う具体例
  参考1.1:はりの材料力学
  コラム 生物に学ぶことは役に立つか?
  植物の七不思議その1:枝の断面形状
  演習問題
  引用・参考文献
第2章 スケーリングと次元解析
  2.1 スケーリングとアロメトリー
  2.2 骨の長さと直径のスケーリング
  2.3 基礎代謝率
  2.4 鼓動のスケーリング
  2.5 寿命のスケーリング
  2.6 次元解析
  植物の七不思議その2:枝の形状
  演習問題
  引用・参考文献
第3章 0.75乗則をめぐる議論
  3.1 弾性相似則モデルによる0.75乗則の導出
  3.2 生体組織の自己相似性に着目した学説
  参考3.1:オイラーの座屈条件について
  参考3.2:フラクタルについて
  参考3.3:式(3.20)の説明
  演習問題
  引用・参考文献
第4章 血管の分岐
  4.1 血管の3乗則
  4.2 血管の分岐角度
  4.3 血管の適応フィードバック
  参考4.1:Pm=Δpfと表せる理由
  参考4.2:ハーゲン・ポアズイユ流れの導出
  植物の七不思議その3:樹皮の修復
  演習問題
  引用・参考文献
第5章 長骨の厚さに関する最適性
  5.1 長骨の幾何学的関係
  5.2 骨強度を基準にした最適値
  5.3 たわみ量を基準にした最適値
  5.4 衝撃荷重を基準にした最適値
  植物の七不思議その4:根の力学的適応
  演習問題
  引用・参考文献
第6章 生体組織のリモデリングと数理モデル
  6.1 生体組織のリモデリング
  6.2 生体組織のリモデリングに着目した数理モデル
  植物の七不思議その5:太陽光への適応
  演習問題
  引用・参考文献
第7章 筋肉の力学特性
  7.1 筋肉の種類
  参考7.1:速筋と遅筋
  7.2 筋肉の力学特性
  7.3 筋肉が発揮するパワー
  7.4 筋肉の効率について
  7.5 DCモータとの特性比較
  演習問題
  引用・参考文献
第8章 生物の移動
  8.1 移動仕事率
  8.2 移動仕事率の簡単な計算例
  8.3 歩行時の消費エネルギーを決める二つの要素
  8.4 実験に基づく歩行時の移動仕事率
  8.5 なぜ最適な速度が存在するのか
  8.6 実験式の妥当性の検討
  参考8.1:慣性モーメント
  植物の七不思議その6:頂上の覇権争い
  演習問題
第9章 生物の感覚器官
  9.1 感覚器とセンサ
  9.2 光と音の物理量について
  9.3 人間の感覚器官
  9.4 昆虫の感覚器官
  植物の七不思議その7:隣り合う樹木
  演習問題
  引用・参考文献
第10章 個体数の増減
  10.1 1種類の生物の増減を表すモデル(ロジスティック方程式)
  10.2 差分化されたロジスティック方程式の挙動
  10.3 2種類の生物の増減を表すモデル(Lotka-Volterra方程式)
  10.4 Lotka-Volterra方程式の挙動
  10.5 Lotka-Volterra方程式の数値計算
  演習問題
  引用・参考文献
第11章 生物の形づくり
  11.1 タンパク質の生成
  11.2 チューリングとノイマン
  11.3 セルオートマトン
  11.4 Lシステム
  植物の七不思議番外編:黄金比
  演習問題
  引用・参考文献