星野 晴彦/著 -- ミネルヴァ書房 -- 2018.10 -- 369.27

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資料詳細

タイトル 障害者福祉サービス従事者におけるホスピタリティ意識の形成
タイトルカナ ショウガイシャ フクシ サービス ジュウジシャ ニ オケル ホスピタリティ イシキ ノ ケイセイ
著者 星野 晴彦 /著  
著者カナ ホシノ ハルヒコ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2018.10
ページ数 10,208p
大きさ 22cm
一般件名 障害者福祉 , ホスピタリティ
ISBN13桁 978-4-623-08376-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 369.27
内容紹介 障害者福祉サービスを、従事者のホスピタリティ意識の視点から考察した本。障害者福祉サービスのあり方を、他業種との比較分析を通じて検証するとともに、ホスピタリティ意識の低下がもたらす喫緊の課題を指摘する。
著者紹介 1965年生まれ。国際医療福祉大学院医療福祉研究科医療福祉ジャーナリズム博士号取得。文教大学人間科学部人間科学科教授。著書に「社会福祉サービスとホスピタリティ」など。

目次

序章 ホスピタリティ意識の向上にむけて
  1 研究の背景
  2 本書の意義
  3 本書の構成と概要
第Ⅰ部 障害者福祉サービス従事者におけるホスピタリティとは何か
第1章 ホスピタリティの定義とこれまでの議論
  1 付加価値としてのホスピタリティ
  2 社会福祉従事者の倫理と人材確保の困難さ
  3 先行研究
第2章 現象学から考えるホスピタリティ
  1 フッサールの現象学と社会福祉サービス
  2 現象学的還元がホスピタリティ意識にもたらすもの
  3 ホスピタリティの実存的支援のプロセス
第3章 第三者委員会とホスピタリティ
  1 苦情をめぐって
  2 第三者委員の概要
  3 ホスピタリティが導く共創性の構築
第Ⅱ部 ホスピタリティの向上と個人・組織のあり方
第4章 ドラッカー理論と社会福祉サービス
  1 社会福祉はサービスなのか?
  2 ソーシャルワーカーの倫理綱領と社会福祉サービス従事者の意識
  3 組織マネジメントの重要性
第5章 障害者の脱施設化と福祉サービス従事者が抱える課題
  1 脱施設化における日本の特異性
  2 脱施設化と当事者・従事者をめぐる論点
  3 当事者・従事者支援とホスピタリティ意識の向上
第6章 対話-葛藤-ゆらぎ-使命の再認識と共創的関係の構築
  1 対話-葛藤-ゆらぎ-使命の再認識のプロセス
  2 「支援を必要とする人々」への理解と応答
  3 アポリアから考える葛藤と使命
  4 無限の懸隔を埋める不可能な努力が意味すること
第Ⅲ部 ホスピタリティ意識の特性と形成-他業種との比較分析
第7章 障害者福祉サービス従事者のホスピタリティ意識の特性比較調査
  1 調査の目的と方法
  2 分析結果
  3 業種間比較によるホスピタリティ意識の多角的研究
第8章 知的障害者福祉サービス従事者のホスピタリティ意識の形成要素とプロセス調査
  1 調査の目的と方法
  2 分析結果
  3 同一施設内従事者・入職当初との比較研究
第9章 ホスピタリティ意識をめぐる総合的考察
  1 障害者福祉サービスにおけるホスピタリティの定義の提案
  2 ホスピタリティ意識の形成と行動の選択プロセス
  3 ホスピタリティ意識の低下を防ぐために
  4 障害者福祉サービスをホスピタリティの視点から考察する意義
第10章 津久井やまゆり園事件からの示唆
  1 事件の概要
  2 ホスピタリティから考える事件の深刻さ
  3 他の事件に通底する問題
  4 緊急性と重大性を併せ持つ課題