谷口 長世/著 -- 岩波書店 -- 2018.7 -- 289.3

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
ティーン /289/フ/ 121036511 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル アンネ・フランクに会いに行く
タイトルカナ アンネ フランク ニ アイニ イク
叢書名 岩波ジュニア新書
著者 谷口 長世 /著  
著者カナ タニグチ ナガヨ
出版者 岩波書店
出版年 2018.7
ページ数 12,241p
大きさ 18cm
一般件名 ホロコースト(1939~1945)
ISBN13桁 978-4-00-500879-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 289.3
内容紹介 ネオ・ナチの台頭、テロ事件の頻発、ロシアの軍事力の増強など、第二次大戦前夜に似た不穏な雰囲気が漂う現在。ナチ収容所で15年の短い生涯を終えたアンネ・フランクの足跡を追う旅を通して、平和の意味を考える。
著者紹介 1949年名古屋市生まれ。東京外国語大学フランス語学科国際関係専修コース卒業。毎日新聞ブリュッセル支局長等を経て、フリーのジャーナリスト。著書に「アンネ・フランク心の旅路」など。

目次

はじめに
第1章◆「アンネの家」との出合い
  ベルギーへ渡る/西フランダースの第一次大戦の激戦地跡を巡る/アンネの住んだ街・アムステルダム/ユダヤ人女性聴講生の秘密/ユダヤ人映画制作者の数奇な生涯
第2章◆アンネのルーツをたどる
  十年後に「アンネの家」を再訪/なぜ日本人はアンネが好きなの?/ドイツ再統一と雪解けで現れた第二次大戦の傷跡/アンネのルーツをフランクフルトに訪ねる/呪われた一九三三年-欧州と日本
第3章◆アンネ一家はなぜオランダへ逃げたのか
  アンネの両親がアムステルダムを選んだ理由/アンネのお父さんはヒトラーの上官だった/「噓をつくなら大きな噓をつけ」-世界現象だった全体主義/アムステルダムのアンネ-幸せな日々
第4章◆ドイツ軍が侵攻
  ドイツ軍がやって来た/ナチ・ドイツ占領下-地獄の足音が近づいてくる/「ユダヤ人はすべて抹殺すべし」
第5章◆不安と希望の隠れ家の日々
  未来を夢見た、聡明なアンネ/アンネ一家の逃亡を支えたミップ・ギースとの対話/死の召喚状と隠れ家への逃亡
第6章◆ヒトラーの「わが人生の学校」ウィーン
  ミップとヒトラーは同郷・オーストリア出身/ホームレス時代ヒトラーの影をウィーンに追う
第7章◆「アンネの家」が急襲される
  運命の朝/「アンネの家」の人々を密告したのは誰か/悲しみのウェスターボルク中継収容所/地獄行き列車は毎週火曜に発った
第8章◆アウシュビッツ生還者たちが語る
  運命のアウシュビッツ行き最終便/生還者の語る生き地獄/アンネを苦しめたアウシュビッツへの旅
第9章◆凍てつくベルゲン・ベルゼン収容所へ
  「空腹が人間をすっかり変えてしまった」/生還したアンネの親友を訪ね、イスラエルへ/収容所でのアンネとの最後の奇跡的出会い
第10章◆そして戦争は終わった
  唯一の生存者アンネの父の生還/「死者はここで安息を得られるだろうか」
終章◆戦争の二十世紀から平和の二十一世紀へ
  人間は猛獣より崇高だろうか/戦争と平和-舞台裏で通じる軍産複合体/矛と盾/人の心に宿る天使
あとがき