松原 耕二/著 -- 筑摩書房 -- 2018.6 -- 361.453

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
しょこ /361/マ/ 121036958 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 本質をつかむ聞く力
タイトルカナ ホンシツ オ ツカム キク チカラ
副書名 ニュースの現場から
叢書名 ちくまプリマー新書
著者 松原 耕二 /著  
著者カナ マツバラ コウジ
出版者 筑摩書房
出版年 2018.6
ページ数 169p
大きさ 18cm
一般件名 メディアリテラシー , ニュース , デマ
ISBN13桁 978-4-480-68326-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 361.453
内容紹介 なぜ人はウソを信じるのか。膨大な情報に囲まれ、事実とフェイクの見極めが難しくなっている現代、記者やキャスターとして千人以上にインタビューしてきた著者が、正しく聞くことの重要性を伝える。
著者紹介 1960年山口県生まれ。BS-TBS「週刊報道LIFE」のキャスター・編集長。著書に「記者の報い」など。

目次

はじめに
第一章 聞かない時代-都合のいいことだけを聞きたい
  ソンタクが人々の耳をふさぐ
  SNSが盛んな今、なぜ“聞けない”のだろう?/つい空気を読んでしまう日本人
  聞く耳をもたず、強弁する人々
  丁寧な話し合いをしない国会
  「フェイクニュース」って何?
  なぜ人はウソを信じるのか
  メディアの報道に耳をふさぐ人々
  メディアを信じない理由/聞きたいことしか聞かない
  聞かないことで生まれる分断
第二章 歴史の中での聞く力-真実はどこにあるのか
  「聞くこと」が生死を分けた
  沖縄での悲劇/「非国民」と呼ばれた男の「聞く力」
  デマはどのように拡散されるのか
  警察までがデマを信じた/もし自分だったらと想像してみよう
  ラジオが火をつけた虐殺
  不満や反発に火がつくと…/ラジオから流れてきたフレーズに洗脳された人々
  ナチスの虐殺を助けた傍観者
  命令に従っただけ/無関心と沈黙がさらに被害を拡大させた
  両論併記の罠
第三章 相手の言葉に耳を澄ませる
  もっともらしく聞こえるものこそ、疑おう
  「反」という言葉の意味するところ/反日と叫ぶのは誰?
  相手の「言わないこと」に耳を澄まそう
  都合のいいことだけを声高に言う人がいる
  結論だけでなく、話の全体像に耳を傾けよう
  衝撃的な発言に惑わされてはいけない/発言の意図を考えながら聞こう
  「言い換え語」の本当の意味を見抜こう
  今も使われ続ける「言い換え語」
  理屈はいつも正しいのだろうか?
第四章 フェイクニュース時代の聞く力
  テレビは「聞く力」をどう変えたか
  視聴者を逃さない工夫/複雑なものが排除されていく
  テレビに忍び寄る「ヘイト」と「フェイク」
  テレビの歴史が変わった日/間違った認識が拡散されていく
  フェイクがメディアを復権させた!?
  調査報道メディアも大幅増/フェイクと事実のせめぎあい
  “偏っている”メディアをどう聞くか
  報道の役割とは何か
  フェイク時代のメディア
おわりに