山口 元樹/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2018.5 -- 224

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資料詳細

タイトル インドネシアのイスラーム改革主義運動
タイトルカナ インドネシア ノ イスラーム カイカク シュギ ウンドウ
副書名 アラブ人コミュニティの教育活動と社会統合
著者 山口 元樹 /著  
著者カナ ヤマグチ モトキ
出版者 慶應義塾大学出版会
出版年 2018.5
ページ数 9,282p
大きさ 22cm
一般件名 インドネシア-歴史 , アラブ人(インドネシア在留)-歴史 , イスラム教徒
ISBN13桁 978-4-7664-2517-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 224
内容紹介 20世紀初頭から1950年代までのインドネシアにおけるアラブ人コミュニティの教育活動の変遷から、近代インドネシアにおける社会統合とイスラーム運動との関係を、多彩な史料に基づいて明らかにする。
著者紹介 1979年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(史学)。公益財団法人東洋文庫研究員。専門はインドネシア近現代史、東南アジア・イスラーム史。

目次

序章 問題の所在
  Ⅰ.インドネシアのアラブ人
  Ⅱ.先行研究と問題の設定
  Ⅲ.史料と章構成
第1章 イスラーム改革主義運動の源流
  Ⅰ.東インドとマッカ
  Ⅱ.マッカの教育改革運動とスールカティーの経歴
  おわりに
第2章 イスラーム改革主義運動の始まり
  Ⅰ.アラブ人の覚醒とその要因
  Ⅱ.アラウィー・イルシャーディー論争の発端
  Ⅲ.結成時のイルシャードの性格
  おわりに
第3章 インドネシア・ナショナリズムの形成
  Ⅰ.公教育の拡充
  Ⅱ.東インドのイスラーム運動
  Ⅲ.二方向の「巡礼」
  おわりに
第4章 アラウィー・イルシャーディー論争の収束
  Ⅰ.東洋連盟の仲介による和解交渉
  Ⅱ.イスラーム改革主義者たちによる仲裁の試み
  おわりに
第5章 ハドラマウトかインドネシアか
  Ⅰ.帰属意識の分裂
  Ⅱ.二方向の教育活動
  Ⅲ.「アラブ人協会」から「イスラーム協会」へ
  おわりに
第6章 独立後のインドネシア社会への統合
  Ⅰ.アラブ人コミュニティの状況の変化
  Ⅱ.1950年代のイルシャード
  おわりに
終章 インドネシアにおける統合の原理としてのイスラーム