冨永 良喜/編 -- 誠信書房 -- 2018.3 -- 146.82

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資料詳細

タイトル 災害後の時期に応じた子どもの心理支援
タイトルカナ サイガイゴ ノ ジキ ニ オウジタ コドモ ノ シンリ シエン
副書名 被災体験の表現と分かち合い・防災教育をめぐって
著者 冨永 良喜 /編, 遊間 義一 /編, 兵庫教育大学連合大学院共同研究プロジェクト /編  
著者カナ トミナガ ヨシキ,ユウマ ヨシカズ,ヒョウゴ キョウイク ダイガク ダイガクイン レンゴウ ガッコウ キョウイクガク ケンキュウカ
出版者 誠信書房
出版年 2018.3
ページ数 12,245p
大きさ 21cm
一般件名 カウンセリング , 災害心理学
ISBN13桁 978-4-414-41637-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 146.82
内容紹介 大規模な国際調査や岩手県でのスクールカウンセラーの活動報告をもとに、被災後の子どもたちの表現活動・教育支援のあり方を提言する。災害後の時期に応じた子どもの教育支援・心理支援ガイドライン試案も収録。
著者紹介 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科減災復興政策専攻教授。著書に「大災害と子どもの心」他。

目次

第1章 災害後の子どものストレス
  第1節 大規模自然災害による影響
  第2節 大規模自然災害や事件・事故による子どもへの影響
  第3節 心的外傷後ストレス反応と発達段階
  第4節 大規模自然災害と心的外傷後ストレス反応との関係
  第5節 既存の研究における課題
第2章 災害後の世界の心理支援モデル
  第1節 災害後のセイルフケアのサポート活動
  第2節 子どものストレス障害への心理療法
  第3節 セルフケアのサポート活動と治療に関する考察
第3章 災害後の時期に応じた子どもの心理支援-5言語(日本語・英語・中国語・台湾語・インドネシア語)の専門家を対象とした国際調査研究から
  第1節 災害後の子どもの心理支援の課題
  第2節 研究方法
  第3節 結果
  第4節 総合考察
第4章 発災から1年の節目を迎えるにあたっての表現活動
  第1節 心のサポートとしての表現活動を行うにあたって
  第2節 表現活動が行われるまでの流れ
  第3節 表現活動を行ううえで留意した点
  第4節 スクールカウンセラーとして心がけたこと
  第5節 おわりに
第5章 東日本大震災後の学校とスクールカウンセラーとの協働-心のサポート授業を通して
  第1節 はじめに
  第2節 学校の取り組みの実際
  第3節 表現へのチャレンジ
  第4節 おわりに
第6章 東日本大震災後の表現活動とストレスマネジメント体験の日常化に向けたスクールカウンセラーの取り組み-震災2年目に学校で行った子ども集団への介入から
  第1節 はじめに
  第2節 職員研修と短い時間を活用したストレスマネジメント-2年目1学期
  第3節 心とからだの健康観察-2年目2学期
  第4節 コミュニケーション力を育む-2年目3学期
  第5節 震災後の学校でSCが心がけたこと
  第6節 まとめ
第7章 東日本大震災で同級生をなくした小学校での教師とスクールカウンセラー協働による心のサポート
  第1節 「卒業を共にする」取り組み
  第2節 SCとして「卒業を共にする」取り組みをどう考えるか
  第3節 震災後の学校でSCが心がけたこと
  第4節 おわりに
第8章 被災地の子どもたちによる創作歌と語り継ぐ震災特別授業
  第1節 坂下大輔先生へのインタビュー
  第2節 千葉ディレクターへのインタビュー
  第3節 語り継ぐ震災特別授業
  第4節 創作歌-「明日へ」
  第5節 考察
第9章 被災地での防災教育と心のサポート
  第1節 東日本大震災後の「経験者」ニーズ
  第2節 被災地の中学生へ語り継ぐ
  第3節 被災地の保護者への防災教育と心のケア研修会
  第4節 おわりに
第10章 座談会-被災体験の表現活動をめぐって
  1.発災から学校再開3カ月後(避難所から仮設住宅に移行する時期まで)
  2.ディブリーフィング再考
  3.お礼状も強制的な表現活動?
  4.災害遊びをどう受けとめ,どう関わる?
  5.発災半年後から1年,2年,3年…
  6.発災後半年から1年の間に限定して議論を
  7.発災から1年後そして長期の支援-「<語る>を支える」とPTSD治療論
  8.<語る>を支える
  9.2年目以降
付録 災害後の時期に応じた子どもの教育支援・心理支援ガイドライン試案
  1.発災から学校再開まで
  2.学校再開から3~5カ月(避難所から仮設住宅に移るまでの時期)
  3.学校再開から半年~1年
  4.1~10年
  5.人的支援システムと時期に応じた支援プログラムの事前策定を