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    藤田一尊
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杉木 明子/著 -- 法律文化社 -- 2018.3 -- 369.38

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /369.3/ス/ 117122044 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 国際的難民保護と負担分担
タイトルカナ コクサイテキ ナンミン ホゴ ト フタン ブンタン
副書名 新たな難民政策の可能性を求めて
著者 杉木 明子 /著  
著者カナ スギキ アキコ
出版者 法律文化社
出版年 2018.3
ページ数 8,196p
大きさ 22cm
一般件名 難民
ISBN13桁 978-4-589-03924-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 369.38
内容紹介 グローバル・サウスの難民受入国の負担を軽減するために実施されてきた難民開発援助と第三国定住を、事例研究を交えて分析。難民保護に関する負担分担を制度化していくための課題を示し、新たな難民政策を検討する。
著者紹介 エセックス大学大学院政治学研究科博士課程修了。政治学博士(Ph.D.)。神戸学院大学法学部教授。

目次

序章
第1部 理論分析
第1章 難民保護と国際的負担分担:なぜ負担分担は必要なのか
  はじめに
  1 難民の受入に伴う「負担」とは何か
  2 国際的負担分担に関する規範
  3 グローバル・レベルでの難民保護と負担分担の状況
  4 国際的負担分担を担う理由
  おわりに
第2章 難民問題と国際的負担分担の歴史的変遷
  はじめに
  1 アフリカ難民国際会議:1981~1984年
  2 中米難民国際会議:1987~1995年
  3 インドシナ難民包括的行動計画:1988~1996年
  4 コンベンション・プラス・イニシアティブ:2003~2005年
  5 ソリューションズ・アライアンス:2014年~
  おわりに
第3章 国際的負担分担をどのように実施するか
  はじめに
  1 国際的負担分担を実現するための条件
  2 国際的負担分担の制度化に関するアイディア
  3 国際的負担分担と難民の権利
  4 ドナーの政治的動機と負担分担に関する若干の考察
  おわりに
第2部 事例研究
第4章 難民の受入に伴う負担と難民の経済活動:ウガンダの事例から
  はじめに
  1 ウガンダにおける難民政策
  2 寛大な難民政策の背景
  3 難民の経済活動と経済的貢献
  おわりに
第5章 財政的負担分担としての難民開発援助とドナーの動向:デンマークの事例から
  はじめに
  1 ヨーロッパにおける「出身地域保護論」とEU諸国
  2 デンマークにおける難民問題と「出身地域イニシアティブ」
  3 デンマークによる「出身地域イニシアティブ」と難民保護の負担分担
  おわりに
第6章 第三国定住と難民保護の現実:ケニアに居住するソマリア難民の事例から
  はじめに
  1 ケニアにおけるソマリア難民の状況
  2 ケニアにおける難民政策
  3 難民問題の恒久的解決策とソマリア難民
  4 第三国定住の実態
  5 第三国定住の問題
  おわりに
第7章 国際的難民保護の「物理的負担分担」と第三国定住受入国の動向:カナダの事例から
  はじめに
  1 カナダにおける難民政策の変遷
  2 カナダにおける第三国定住政策
  3 なぜ第三国定住難民を受け入れるのか
  おわりに
終章