村田 充八/著 -- 晃洋書房 -- 2018.3 -- 193.04

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資料詳細

タイトル 戦争と聖書の平和
タイトルカナ センソウ ト セイショ ノ ヘイワ
副書名 キリスト者からの問いかけ
叢書名 阪南大学叢書
著者 村田 充八 /著  
著者カナ ムラタ ミチヤ
出版者 晃洋書房
出版年 2018.3
ページ数 13,336,16p
大きさ 22cm
一般件名 聖書 , 戦争
ISBN13桁 978-4-7710-2997-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 193.04
内容紹介 紛争の軍事的な解決は不可能である、「対話」が必要である、と語る著者が、キリスト者の視点から戦争と平和について論じる。著者が行ってきた講演や講義の原稿に加筆し書籍化。
著者紹介 1951年兵庫県生まれ。関西学院大学社会学研究科博士課程後期課程単位取得退学(社会倫理学・宗教社会学専攻)。阪南大学国際コミュニケーション学部教授。著書に「宗教の発見」など。

目次

第一章 「忘れてはならない歴史」とキリスト者
  一節 はじめに
  二節 「忘れてはならない歴史」と歴史修正主義
  三節 靖国神社の本義としての天皇制と国家
  四節 丸山真男の「国體」論と天皇の宗教的本質
  五節 現実肯定の歴史修正主義と教科書問題
  六節 おわりに
第二章 戦争と聖書の平和
  一節 はじめに
  二節 バルメン宣言と教会と国家
  三節 改革派教会「三十周年記念宣言」とカルヴァン主義
  四節 戦争と聖書の平和
  五節 おわりに
第三章 「否定の論理」なき社会と聖書の平和
  一節 現代社会と世代間倫理への想像力
  二節 「否定の論理」なき社会と聖書
  三節 歴史修正主義を貫く反聖書的根本動因
  四節 社会の液状化と平和のヴィジョン
第四章 平和の原点と遠くない戦争
  一節 はじめに
  二節 平和の原点と放蕩息子のたとえ
  三節 「上」からの改革の「遺物」と戦後民主主義の危機
  四節 変革の象徴としての「日本国憲法」
  五節 病んでいる民主主義と遠くない戦争
  六節 おわりに
第五章 世の生きづらさと福音の希望
  一節 はじめに
  二節 抑圧された「暗い社会」と「異人論」
  三節 他者排除と人間の「疎外」の関係
  四節 日本社会と「排外主義」
  五節 分断されたコミュニケーション
  六節 「生きづらさ」を抱える人びとと「心理学化する社会」
  七節 コンパッションへの道
  八節 おわりに
第六章 平和を願う祈りと暮らし
  一節 「既成事実」化と政治参加
  二節 テロ多発と報復攻撃
  三節 苦難の解決、「祈り」と「暮らし」の手ごたえから
  四節 戦後六〇年、平和希求するエートスの再構築を
  五節 平和を考える季節にすべきこと
  六節 それぞれの春
  七節 「偽証してはならない」と
  八節 自然災害といたましい事件を思いつつ
  九節 「信教の自由」の重要性、再認識を