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マルクスと商品語
貸出可
井上 康/著 -- 社会評論社 -- 2017.11 -- 331.6
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1
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所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
閲覧室
/331.6/イ/
116451295
成人一般
可能
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資料詳細
タイトル
マルクスと商品語
タイトルカナ
マルクス ト ショウヒンゴ
著者
井上 康
/著,
崎山 政毅
/著
著者カナ
イノウエ ヤスシ,サキヤマ マサキ
出版者
社会評論社
出版年
2017.11
ページ数
583p
大きさ
22cm
一般件名
資本論
ISBN13桁
978-4-7845-1846-3
言語
jpn
分類記号
331.6
内容紹介
マルクスの「資本論」、とりわけ冒頭の商品論に関しては、厖大な論争と探求の成果が積み重ねられてきた。第二版以降に述べられる「商品語」を商品論理解の鍵として論じ、商品論を新たな視点から捉え、従来の解読を刷新する。
著者紹介
1948年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。予備校講師など。
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目次
第Ⅰ部
第Ⅰ章 『資本論』冒頭商品論理解の鍵としての商品語
第Ⅱ章 人間語の世界に対する限りでの商品語の<場>
第i節 人間語の世界の諸特徴
第ii節 人間語の世界のモデル化
第iii節 <分析哲学的言語観とそれへの直観的違和・批判>への批判
第iv節 ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン、ジャック・デリダ、ヴァルター・ベンヤミンの各言語観について
第v節 商品語の<場>の諸特徴
第Ⅱ部
第Ⅲ章 人間語による分析世界としての『資本論』第二版第1章第1節および初版・フランス語版当該部分の比較対照による解読
第i節 冒頭商品論に対する分析・解読作業の諸前提
第ii節 <富-価値-商品>というトリアーデ
第iii節 パラグラフ1および2の検討
第iv節 パラグラフ3の検討
第v節 パラグラフ4の検討
第vi節 パラグラフ5の検討
第vii節 「共通なもの」=価値、「第三のもの」=商品に表わされた抽象的人間労働
第viii節 初版のパラグラフ6~9の検討
第ix節 第二版・フランス語版のパラグラフ6、7の検討
第Ⅳ章 商品語の<場>-価値形態
第i節 商品をつくる労働の特殊歴史的規定性について
第ii節 初版本文、初版付録、および第二版のそれぞれの価値形態論
第iii節 価値形態論の枠組
第iv節 価値表現において諸商品は何をどんな風に語るか
第v節 <自然的規定性の抽象化>過程に関して
第vi節 <私的労働の社会化>過程に関して
第vii節 価値の実体と等価形態の謎性
第viii節 初版本文価値形態論の形態Ⅱに関して
第ix節 初版本文価値形態論の形態Ⅲに関して
第Ⅴ章 なぜ、第二版は初版本文の形態Ⅳを捨て貨幣形態を形態Ⅴとしたのか
第Ⅵ章 価値形態論と交換過程論との関係について
第i節 冒頭商品論と交換過程論
第ii節 価値形態論に対するかぎりでの交換過程論
第iii節 あらためて価値形態論と交換過程論との相違について
第iv節 貨幣の商品語
第Ⅶ章 <富-価値-商品>への根源的批判
第i節 <富-価値-商品>への批判、労働価値説批判としての経済学批判
第ii節 商品価値と従来の諸価値
第iii節 今日の《商品<場>-商品語の<場>》に対する根源的批判を深めるために
第Ⅲ部
第Ⅷ章 今日の資本主義を批判するために
第i節 資本の運動と資本物神
第ii節 利子生み資本形態をとって運動する厖大な架空資本
第iii節 資本の商品語
第iv節 架空資本の新たな運動について
第v節 イスラーム金融は資本主義のオルタナティヴたりうるか
第Ⅸ章 『資本論』冒頭商品論に関するさまざまな所説について
第i節 ハンス‐ゲオルク・バックハウスの問題提起、およびそれをめぐる議論について
第ii節 久留間鮫造の所説について-<宇野-久留間>論争を軸に
第iii節 榎原均『価値形態・物象化・物神性』について
第iv節 佐々木隆治『マルクスの物象化論』について
第v節 正木八郎の所説について
第vi節 『資本論を読むLire le Capital』における冒頭商品論解釈について(ジャック・ランシエールおよびピエール・マシュレーの所説について)
第vii節 ジャック・デリダの商品物神性論理解について
第viii節 デイヴィッド・ハーヴェイ『『資本論』読解必携A Companion to Marx's Capital』について
第ix節 フレドリック・ジェイムソン『『資本論』を再現前化するRepresenting Capital:A Reading of Volume One』について
『資本論』初版(ドイツ語)、同第二版(ドイツ語)、同フランス語版各冒頭商品論出だし部分の対照表と各邦訳
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