増田 義幸/著 -- 成文堂 -- 2017.10 -- 327.933

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閲覧室 /327.9/マ/ 117284075 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル イギリスの刑事責任年齢
タイトルカナ イギリス ノ ケイジ セキニン ネンレイ
著者 増田 義幸 /著  
著者カナ マスダ ヨシユキ
出版者 成文堂
出版年 2017.10
ページ数 5,291p
大きさ 22cm
一般件名 少年法 , 刑事責任 , 法律-イギリス
ISBN13桁 978-4-7923-5221-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 327.933
内容紹介 イギリスでは刑事責任年齢に、責任無能力の推定という特殊なシステムが長らく存在していた。イギリスの刑事責任年齢について、子どもを取り巻く社会的環境を通じて将来的な展望を考察する。

目次

序章
第1章 古代・中世イギリスにおける刑事責任年齢の捉え方
  1 刑事責任年齢に関する主な法令
  2 イギリスにおけるキリスト教と刑事司法の関係
  3 小括
第2章 年齢区分及び刑事責任年齢に関する中世・近世の学説
  1 年齢区分及び刑事責任年齢に関する中世・近世の学説
  2 小括
第3章 児童を取り巻く環境と刑事司法制度
  1 ヨーロッパにおける資本主義の発達と児童の環境
  2 19世紀の児童の社会的環境と刑事司法の状況
  3 19世紀後期の刑事司法の状況
  4 小括
第4章 20世紀前半における児童の環境と刑事責任年齢の議論
  1 20世紀初頭における児童を取り巻く環境
  2 1908年の児童法
  3 1933年の児童少年法制定に至る過程
  4 1933年の児童少年法の制定
  5 小括
第5章 戦後における児童の社会的環境とサブカルチャーの出現
  1 1940年代後期から50年代における児童を取り巻く環境
  2 戦後のサブカルチャーの拡大
  3 小括
第6章 1963年の児童少年法の議論
  1 イングレビィー委員会の報告書
  2 議会に現れた刑事責任年齢の改革
  3 1963年の児童少年法の成立
  4 小括
第7章 「法と秩序」という基軸
  1 児童に対する労働党の立場
  2 1969年の児童少年法における議論
  3 保守党の「挑戦」
  4 1989年の児童法とその本質
  5 1990年代初頭の刑事政策の状況
  6 小括
第8章 現代における刑事責任の理論
  1 イギリス法における刑事責任の仕組み
  2 判例の状況
  3 専門家の主張
  4 小括
第9章 20世紀末の刑事責任年齢
  1 危険視される児童
  2 新たな「法と秩序」の模索
  3 1998年の犯罪及び秩序違反法の成立
  4 小括
第10章 スコットランド及び北アイルランドの刑事責任年齢,そして国連の評価
  1 スコットランドと北アイルランド
  2 国連における刑事責任年齢と児童の捉え方
  3 小括
第11章 刑事責任年齢に関する将来的展望
  1 刑事責任年齢の動向
  2 児童を取り巻く環境の動向
  3 小括
結語