遠藤 徳孝/編 -- 名古屋大学出版会 -- 2017.10 -- 454

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資料詳細

タイトル 地形現象のモデリング
タイトルカナ チケイ ゲンショウ ノ モデリング
副書名 海底から地球外天体まで
著者 遠藤 徳孝 /編, 小西 哲郎 /編, 西森 拓 /編, 水口 毅 /編, 柳田 達雄 /編  
著者カナ エンドウ ノリタカ,コニシ テツロウ,ニシモリ ヒラク,ミズグチ ツヨシ,ヤナギタ タツオ
出版者 名古屋大学出版会
出版年 2017.10
ページ数 5,279p
大きさ 22cm
一般件名 地形学 , シミュレーション
ISBN13桁 978-4-8158-0887-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 454
内容紹介 地球上はもとより、他の惑星の地形に対しても有力であるモデリング。河川・砂丘・柱状節理・クレーターほかの地形現象を具体的にモデル化し、シミュレーションや縮小実験などの手法で解析。地形の共通原理を探究する。
著者紹介 大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。金沢大学理工研究域助教。博士(理学)。

目次

序章 地形現象のモデリングとは
  0.1 地形の2つの顔
  0.2 モデルとモデリング
  0.3 地形現象のモデリング
  0.4 本書の構成
第Ⅰ部 流れによる地形現象
第1章 河川~表面流による地形形成の線形安定解析~
  1.1 はじめに
  1.2 界面不安定現象としての地形現象
  1.3 河床不安定の線形安定解析
  1.4 斜面上の水路群形成の線形安定解析
  1.5 まとめと今後の展望
第2章 河川~流路形成の計算機実験~
  2.1 はじめに
  2.2 河川の観測・実験・モデル
  2.3 河川のモデリング
  2.4 計算機実験
  2.5 まとめと今後の展望
第3章 砂丘~形づくりと運動の数理モデリング~
  3.1 はじめに
  3.2 砂丘の数理モデリングの背景
  3.3 多様な砂丘の形状
  3.4 複雑な砂丘のダイナミクス
  3.5 まとめと今後の展望
第4章 砂丘~バルハン砂丘のアナログ実験~
  4.1 はじめに
  4.2 水槽実験の方法
  4.3 自然界に見られるバルハン砂丘
  4.4 バルハン砂丘のアナログ実験
  4.5 まとめと今後の展望
第5章 砂丘~地球外における形態の観測~
  5.1 はじめに
  5.2 各天体の砂丘の共通項,注意点,各天体諸元
  5.3 金星の砂丘
  5.4 土星衛星タイタンの砂丘
  5.5 冥王星の砂丘様地形
  5.6 火星の砂丘
  5.7 まとめと今後の展望
第Ⅱ部 破壊による地形現象
第6章 雪崩~観測と実験によるアプローチ~
  6.1 はじめに
  6.2 雪崩の観測と人工雪崩実験
  6.3 雪崩の内部構造
  6.4 雪崩の縮小実験
  6.5 近年の雪崩観測
  6.6 まとめと今後の展望
第7章 雪崩~理論とシミュレーション~
  7.1 はじめに
  7.2 雪崩の縮小実験
  7.3 雪崩の理論モデル
  7.4 雪崩の粒子群の力学モデリング
  7.5 粒子群モデルの数値シミュレーション
  7.6 まとめと今後の展望
第8章 断層~付加体のモデル実験~
  8.1 はじめに
  8.2 南海トラフの付加体
  8.3 付加体をモデル実験で再現するために
  8.4 実験による付加体と断層の再現
  8.5 まとめと今後の展望
第9章 柱状節理~火成岩の亀裂とそのモデル実験~
  9.1 はじめに
  9.2 柱状節理
  9.3 デンプン柱状節理
  9.4 2つの柱状節理
  9.5 まとめと今後の展望
第10章 クレーター~低速衝突実験と緩和・流動モデル~
  10.1 はじめに
  10.2 衝突クレーター
  10.3 無次元数による評価
  10.4 柔らかな衝突によるクレーター形成
  10.5 衝突によるクレーターの緩和
  10.6 まとめと今後の展望