寺西 重郎/著 -- 慶應義塾大学出版会 -- 2017.8 -- 332.107

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資料詳細

タイトル 歴史としての大衆消費社会
タイトルカナ レキシ ト シテ ノ タイシュウ ショウヒ シャカイ
副書名 高度成長とは何だったのか?
叢書名 総合研究現代日本経済分析
著者 寺西 重郎 /著  
著者カナ テラニシ ジュウロウ
出版者 慶應義塾大学出版会
出版年 2017.8
ページ数 4,377p
大きさ 22cm
一般件名 日本-経済-歴史
ISBN13桁 978-4-7664-2447-8 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 332.107
内容紹介 大衆消費社会を素材に戦後日本の高度成長期経済の性格を考察。21世紀日本のあり方を考えるために、日本伝統の資本主義が育んだ文化と精神を再評価し、1000年の歴史のなかで戦後70年の意味を問い直す。
著者紹介 経済学博士(一橋大学)。一橋大学経済研究所専任講師などを経て、一橋大学名誉教授。著書に「経済行動と宗教」「戦前期日本の金融システム」「日本の経済システム」など。

目次

第1章 本書の目的
第2章 消費の社会的枠組み
  1 生活様式としての消費
  2 消費の社会的枠組みの形成過程
  3 日本の経済行動における儒教の影響
  4 限定合理性
第3章 二つの消費経済社会
  1 近代以降の二つの消費経済社会
  2 消費行動の不変性
  3 近代化と生活様式の変化
第4章 近代化戦略における戦前・戦後
  1 二段階の近代化
  2 戦前の近代化
  3 戦争と敗戦から戦後へ
  4 日本の経済システムの捉え方
第5章 大衆消費社会の出現と衰亡
  1 大衆の出現とその特質
  2 所得分配の平等化と身分格差
  3 所得分配、身分の平等化と大衆の出現
  4 高度成長とは何であったか
第6章 消費社会の今後
  1 1980年代以降の消費社会の伝統回帰
  2 消費不況と日本経済
第7章 結語 高度成長の呪縛を越えて