桑村 仁/著 -- 技報堂出版 -- 2017.7 -- 524.93

所蔵

所蔵件数は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /524.9/ク/ 117025320 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 建築水理学
タイトルカナ ケンチク スイリガク
副書名 水害対策の知識
著者 桑村 仁 /著  
著者カナ クワムラ ヒトシ
出版者 技報堂出版
出版年 2017.7
ページ数 10,240p
大きさ 22cm
一般件名 防水工事 , 風水害
ISBN13桁 978-4-7655-2599-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 524.93
内容紹介 東京大学工学部の講義科目「建築水理学」のために書かれたテキスト。津波、高潮、洪水のような氾濫流に、建築物が暴露されたときに、人々の生命と生活を守るための建築技術を中心に解説する。演習問題も収録。
著者紹介 ミネソタ大学大学院土木建築学専攻博士課程修了、Ph.D。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授。著書に「鋼構造の性能と設計」「建築の力学」「建築構造」など。

目次

第1章 建築物の水害
  1.1 建築物の自然災害への備え
  1.2 自然災害の種類
  1.3 自然災害史
  1.4 水害史
  1.5 建築物の被害度と認定
  1.6 津波の高さと建築物の高さ
  演習問題
第2章 日本の建築事情と水害
  2.1 水害の背景にある建築事情
  2.2 建築統計
  2.3 建築士制度
  2.4 構造耐力に関する法令
  2.5 換気に関する法令と浸水
  演習問題
第3章 建築物の安全性と使用性
  3.1 建築物に求められる災害時の性能:安全性と使用性
  3.2 建築物の構成要素
  3.3 震害における建築物の被害度区分
  3.4 水害における建築物の被害度区分
  3.5 構造被害と構造設計
  演習問題
第4章 建築に必要な水理学の知識
  4.1 水の物性
  4.2 水の圧力とせん断応力
  4.3 流れの種類
  4.4 ベルヌイの定理
  4.5 オイラーの方程式
  4.6 ナビエ-ストークスの方程式
  4.7 次元解析
  4.8 運動量の法則
  演習問題
第5章 氾濫流の荷重効果
  5.1 氾濫流
  5.2 流体力
  5.3 サージフロント衝撃力
  5.4 静水圧
  5.5 浮力
  5.6 漂流物の衝突力
  5.7 漂流物のせき止め力
  5.8 床下揚圧力
  5.9 床上湛水荷重
第6章 氾濫流に対する既存建築物の安全性
  6.1 水平力としての地震・風・氾濫流荷重
  6.2 木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の構造諸元
  6.3 設計用終局荷重
  6.4 地震・風・氾濫流荷重の比較
  6.5 構造物が崩壊しない氾濫流の浸水深と流速
  演習問題
第7章 木造の耐水構造設計
  7.1 木造の建設事情と構造設計の特徴
  7.2 木造の力学的形態と崩壊形式
  7.3 木造に用いられる材料
  7.4 仕様規定による構造設計
  7.5 壁量規定
  7.6 接合部規定
  7.7 仕様規定から保有水平耐力を推定する方法
  7.8 氾濫流に対する木造の構造安全性
  演習問題
第8章 鉄骨造の耐水構造設計
  8.1 鉄骨造の構法と構造設計の特徴
  8.2 鉄骨造の力学的形態と崩壊形式
  8.3 鉄骨造に用いられる材料
  8.4 鉄骨部材の耐力
  8.5 鉄骨接合部の耐力
  8.6 鉄骨造の保有水平耐力
  8.7 氾濫流に対する鉄骨造の構造安全性
  演習問題
第9章 鉄筋コンクリート造の耐水構造設計
  9.1 鉄筋コンクリート造の構法と構造設計の特徴
  9.2 鉄筋コンクリート造の力学的形態と崩壊形式
  9.3 鉄筋コンクリート造に用いられる材料
  9.4 鉄筋コンクリート部材の耐力
  9.5 氾濫流に対する鉄筋コンクリート造の構造安全性
  演習問題
第10章 基礎の耐水構造設計
  10.1 基礎の構法と構造設計の特徴
  10.2 基礎の力学的形態と崩壊形式
  10.3 基礎に用いられる材料
  10.4 地盤および杭の耐力
  10.5 直接基礎の滑動と転倒
  10.6 氾濫流に対する直接基礎の構造安全性
  10.7 氾濫流に対する杭基礎の構造安全性
  10.8 地盤の変状
  演習問題
第11章 建築物の浸水
  11.1 建築物の浸水対策
  11.2 建築物の浸水口と浸水経路
  11.3 浸水計算
  11.4 地下室の浸水
  演習問題