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    市河紀子
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粟倉 大輔/著 -- 蒼天社出版 -- 2017.7 -- 619.8

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
閲覧室 /619.8/ア/ 117025072 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 日本茶の近代史
タイトルカナ ニホンチャ ノ キンダイシ
副書名 幕末開港から明治後期まで
著者 粟倉 大輔 /著  
著者カナ アワクラ ダイスケ
出版者 蒼天社出版
出版年 2017.7
ページ数 11,322p
大きさ 22cm
一般件名 茶業-歴史
ISBN13桁 978-4-901916-65-3 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 619.8
内容紹介 幕末開港後、日本茶は居留地における茶再製技術によって飛躍的な産業化、輸出化が進み、港湾、鉄道の資本整備など、廻船問屋をはじめとする生産地の人々にも影響をもたらした。日本の近代化を支えた製茶業を歴史的に分析する。
著者紹介 1984年静岡県生まれ。中央大学大学院経済学研究科博士課程修了。同大学経済学部任期制助教。博士(経済学)。

目次

序章 課題と方法
  1 課題の設定
  2 本書の構成と先行研究
第一章 明治期の製茶業における荒茶生産
  第一節 生産量・茶園面積・製造戸数
  第二節 各種茶とその生産量
  第三節 茶の主要生産府県におけるその生産傾向
第二章 明治期日本の茶再製
  第一節 中国における再製技術とその導入
  第二節 茶輸出の展開
  第三節 日本人による再製・直輸出への進出とその挫折
第三章 横浜・神戸の「再製茶女工」
  第一節 お茶場における労働
  第二節 お茶場に働きに出た女性たち
  第三節 「再製茶女工」の賃金
  第四節 「再製茶女工」に対するイメージと「お茶場唄」
  第五節 「再製茶女工」関連記事の社会的背景
第四章 海運の整備と製茶業
  第一節 静岡県から横浜への茶移出
  第二節 清水港と清水廻船問屋
  第三節 静隆社と清水廻船問屋
第五章 鉄道網の整備と製茶業
  第一節 東海道線開通と静岡県
  第二節 東海道線による静岡県から横浜への茶移出
  第三節 静岡鉄道と茶輸送
第六章 清水港の緑茶輸出港化と静岡県における再製事業
  第一節 清水開港運動
  第二節 開港後の清水港と緑茶輸出
  第三節 静岡県中部および中西部の「再製地」化
終章 総括と展望