佐々木 掌子/著 -- 晃洋書房 -- 2017.4 -- 493.7

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閲覧室 /493.7/サ/ 117021485 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル トランスジェンダーの心理学
タイトルカナ トランスジェンダー ノ シンリガク
副書名 多様な性同一性の発達メカニズムと形成
著者 佐々木 掌子 /著  
著者カナ ササキ ショウコ
出版者 晃洋書房
出版年 2017.4
ページ数 4,209p
大きさ 22cm
一般件名 性同一性障害
ISBN13桁 978-4-7710-2845-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 493.7
内容紹介 なぜみずからの性別に違和感をいだくのか、どのようにして割り当てられた性別とは異なる性同一性を形成していくのかをデータをもとに解明。また、男性にも女性にも規定されない性別(Xジェンダー)にも注目する。
著者紹介 慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位修得満期退学。同大学教職課程センター非常勤講師。立教女学院短期大学現代コミュニケーション学科専任講師。博士号(教育学)取得。

目次

序章 「ある性別として生きる」とはどういうことか
  はじめに-性別を決定する基準は何か
  1 多様な性に関する諸概念
  2 本書の構成
第1章 これまでの性別観はどのようにつくられてきたか
  1 性別観をめぐる学校教育領域とマス・メディア領域の立場の違い
  2 これまで性同一性は,何によって形成されると考えられてきたのか
  3 遺伝と環境要因をつなぐ行動遺伝学研究
  4 ‘病理'としての性的自己の非典型性
第2章 研究Ⅰ 双生児データによる性同一性障害傾向の発達メカニズム
  1 小児期から成人期までの性同一性障害傾向の遺伝と環境の影響
第3章 研究Ⅱ 多様な性同一性の形成
  1 性同一性の測定法
  2 身体への医学的介入とジェンダー・アイデンティティの関連
  3 典型的性役割とジェンダー・アイデンティティの関連
  4 性的指向の諸側面
  5 他者や社会からの受容とジェンダー・アイデンティティの関連
  6 ストレスコーピング・スタイルとジェンダー・アイデンティティの関連
  7 ジェンダー・アイデンティティと自尊感情の因果の方向性
  8 規定されないものとしてのジェンダー・アイデンティティ
終章 これからの性別観
  1 多次元モデルからみた性同一性
  2 多様で流動的な性別のあり方