イェルク・キリアン/著 -- ひつじ書房 -- 2017.3 -- 840.2

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閲覧室 /840.2/キ/ 117086868 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 歴史会話研究入門
タイトルカナ レキシ カイワ ケンキュウ ニュウモン
叢書名 阪南大学翻訳叢書
著者 イェルク・キリアン /著, 細川 裕史 /訳  
著者カナ キリアン イェルク,ホソカワ ヒロフミ
出版者 ひつじ書房
出版年 2017.3
ページ数 10,255p
大きさ 21cm
一般件名 ドイツ語-歴史 , 語用論
ISBN13桁 978-4-89476-845-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 840.2
内容紹介 歴史上の(文章として記録された)会話を研究する手法とその問題点を多角的に紹介するとともに、ドイツ語圏における先行研究も豊富に収録する。会話を言語学的に研究する際に必要となる基礎的な術語を掲載した「語彙集」付き。
著者紹介 1965年ホルンブルク生まれ。ブラウンシュヴァイク工科大学で教授号取得。キール大学教授。専門はドイツ語学、ドイツ語教授法。

目次

第1章 歴史会話研究:歴史語用論的な言語研究
  1.ことばと会話、歴史のかかわり方について
  2.研究対象、関心領域、研究状況
  3.資料研究と資料批判
第2章 歴史会話研究のための研究方法とカテゴリー
  1.方法および目的としての再構築
  2.会話サンプル-会話種-会話タイプ-会話領域
第3章 歴史上の会話の言語構造:歴史上の会話における行為の方法と形式を再構築するには?
  1.会話のマクロ構造とメゾ構造
  2.会話のミクロ構造
第4章 会話の歴史語用論:歴史上の会話種および会話タイプを再構築するには?
  1.機能および構造にもとづく歴史上の会話の分類:会話文法
  2.形式および構造にもとづく歴史上の会話の分類:会話布置の類型論
  3.語彙および意味論にもとづく歴史上の会話の分類:名称の類型論
第5章 会話の歴史社会言語学:歴史上の言語共同体における会話の規範を再構築するには?
  1.メンタリティ史
  2.会話をめぐるメンタリティ史の推測:「党派間協議」を一例として
  3.分析レベル:「原則」、「会話の公理」、「慣習」
  4.会話の歴史を分析するさいの対象範囲
第6章 会話の歴史:会話種および会話タイプの発展
  1.会話における規範の変化としての会話の言語変化
  2.ドイツ語の会話史への道