平光 睦子/著 -- 晃洋書房 -- 2017.3 -- 750.2162

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資料詳細

タイトル 「工芸」と「美術」のあいだ
タイトルカナ コウゲイ ト ビジュツ ノ アイダ
副書名 明治中期の京都の産業美術
著者 平光 睦子 /著  
著者カナ ヒラミツ チカコ
出版者 晃洋書房
出版年 2017.3
ページ数 5,208p
大きさ 22cm
一般件名 工芸-京都府
ISBN13桁 978-4-7710-2856-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 750.2162
内容紹介 明治中期の京都の産業美術において「工芸」という分野と「美術」という分野のあいだにあった諸問題を再検討し、当時成立しつつあった「美術工芸」という分野において、その外延をかたちづくったものを明らかにする。
著者紹介 1967年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同志社女子大学生活科学部准教授。

目次

序 「美術工芸」と京都
第一章 「工芸」と「美術工芸」
  はじめに
  一 「美術工芸」概念の成立
  二 「美術工業」と「工業」
  三 「美術工芸」と「工業」
  四 「美術工芸」と「常用工芸」
  むすび
第二章 「工芸」と「工業」
  はじめに
  一 明治中期の機械工業化にたいする意識
  二 設立当初の京都織物会社
  三 機械織機を導入した織物会社
  四 G・ヴァグナーの工業論
  むすび
第三章 「装飾」と「美術工芸」
  はじめに
  一 美術工芸における意匠の絵画的傾向
  二 川島甚兵衞の綴織
  三 綴織「観音図」
  四 室内装飾へのとりくみ
  五 「難波津式室内装飾」と「百花百鳥室内装飾」
  六 室内装飾の様式
  むすび
第四章 「図案」と「工業」
  はじめに
  一 明治初期の「図案」
  二 東京美術学校草創期の図案科
  三 「美術教育施設ニ付意見」における図案教育
  四 美術工芸学校における図案教育
  五 東京工業学校工業図案科
  六 画家と図案
  むすび
第五章 「図案家」と「図案」
  はじめに
  一 京都図案会の活動と組織
  二 図案家の立場と役割
  三 金子堅太郎の「明治美術」論
  むすび