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    乾照夫
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小森 陽一/著 -- かもがわ出版 -- 2017.3 -- 910.268

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
じどう /910/ナ/ 121016901 児童一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 13歳からの夏目漱石
タイトルカナ ジュウサンサイ カラ ノ ナツメ ソウセキ
副書名 生誕百五十年、その時代と作品
著者 小森 陽一 /著  
著者カナ コモリ ヨウイチ
出版者 かもがわ出版
出版年 2017.3
ページ数 159p
大きさ 21cm
ISBN13桁 978-4-7803-0895-2 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 910.268
内容紹介 戦争の時代からの問い、恋愛問題の当時と今…。夏目漱石の世界を再発見! 夏目漱石の文学的生涯を解説し、その時代と作品について考察する。2016年8月開催の「中高生のための漱石講座」の内容をもとに書籍化。
著者紹介 1953年東京生まれ。東京大学大学院教授。専門は日本近代文学。夏目漱石研究者。九条の会事務局長。著書に「世紀末の予言者・夏目漱石」「漱石論」など。

目次

まえがき
序章 夏目漱石と私
  夏目漱石との出会い
  十七歳の『こゝろ』体験
  『こゝろ』論争の行方
  『漱石研究』と「九条の会」
  百年で読み直す漱石小説
一章 「軍国主義」と対峙した生涯
  一九一六年の『点頭録』
  徴兵制と「送籍」
  「日英同盟」から日露戦争へ
二章 帝国主義戦争下での作家的出発
  はじめての小説としての初期三部作
  『文学論』の理論と実践
  「セージ」という同音異義語
  読者論としての『文学論』
  皮膚の色としての猫たちの名前
  「新大陸発見」という暴力の真相暴露
  デル・サルトとダ・ヴィンチの時代
三章 日露戦争後文学を担う新聞小説作家誕生
  漱石の朝日新聞入社
  戦争と新聞記者
  入社第一作『虞美人草』
  『坑夫』と『夢十夜』
  『三四郎』における日露戦争の傷跡
  妹たちの運命と兄の引越し
  『それから』における日露戦後経済と新聞
  『門』における「韓国併合」の影
四章 短篇を重ねた長篇小説としての後期三部作
  就職先としての植民地
  「高等遊民」としての須永とその叔父
  結婚における「人格」と「愛」
  『こゝろ』における「時勢」と「個人」
五章 「自己本位」の文学
  第一次世界大戦への参戦と「私の個人主義」
  『道草』における記憶の蘇り方
六章 生徒の感想とそれへの応答
  生徒の感想文から
  感想文に寄せて
夏目漱石略年表
あとがき