広井 良典/編著 -- ミネルヴァ書房 -- 2017.3 -- 369.04

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資料詳細

タイトル 福祉の哲学とは何か
タイトルカナ フクシ ノ テツガク トワ ナニカ
副書名 ポスト成長時代の幸福・価値・社会構想
著者 広井 良典 /編著  
著者カナ ヒロイ ヨシノリ
出版者 ミネルヴァ書房
出版年 2017.3
ページ数 13,308,5p
大きさ 20cm
一般件名 社会福祉
ISBN13桁 978-4-623-07788-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 369.04
内容紹介 分断を越えて人はつながりうるか。コミュニティと公共性を醸成する「ポジティブな営み」として福祉を捉え、その哲学を学際的に探究。福祉と「幸福」の関わり、宗教との関係性などをテーマに、多面的な角度から思考を展開する。
著者紹介 1961年生まれ。東京大学教養学部(科学史・科学哲学専攻)卒業。京都大学こころの未来研究センター教授。著書に「定常型社会」「コミュニティを問いなおす」「ポスト資本主義」など。

目次

第1章 なぜいま福祉の哲学か
  1 二つの事例から
  2 「福祉」の意味と幸福
  3 「幸福」は政策目標となりうるか
  4 福祉を考える座標軸
  5 福祉思想の再構築
  6 社会構想
第2章 福祉哲学の新しい公共的ビジョン
  1 「福祉のポジティブ公共哲学」のビジョン
  2 政治哲学と福祉
  3 コミュニタリアニズムの福祉論
  4 ポジティブ公共哲学における福祉の概念
  5 人々の幸福を目指すポジティブ福祉国家論
  6 コミュニタリアニズム的正義論
  7 ケアを容易にする幸福公共政策
  8 ポジティブ公共哲学の福祉ビジョン
第3章 福祉と「宗教の公共的役割」
  1 心身問題とICF-四世界論
  2 なぜいま宗教の公共的役割なのか
  3 相互扶助の宗教伝統をどう現代に活かせるのか
  4 賀川豊彦と公共福祉
  5 創発民主主義の展開
第4章 「生命」と日本の福祉思想
  1 歴史の中の福祉
  2 さまざまな社会事業家に見る「福祉の哲学」の多様性
  3 「生活モデル」から「生命モデル」へ