福西 征子/著 -- 昭和堂 -- 2017.3 -- 498.6

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閲覧室 /498.6/フ/ 117086744 成人一般 可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 語り継がれた偏見と差別
タイトルカナ カタリツガレタ ヘンケン ト サベツ
副書名 歴史のなかのハンセン病
著者 福西 征子 /著  
著者カナ フクニシ ユキコ
出版者 昭和堂
出版年 2017.3
ページ数 336p
大きさ 22cm
一般件名 ハンセン病 , 社会的差別-歴史
ISBN13桁 978-4-8122-1621-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 498.6
内容紹介 日本書紀にハンセン病はどう描かれていたか。幕藩体制下の諸藩はどんな対策をしていたか。古代から明治まで文献に記されたハンセン病を洗い出し、いかに人々のなかに偏見と差別意識が根づいていったかを検証する。
著者紹介 1945年福島県生まれ。福島県立医科大学医学部卒業。京都大学医学博士。国立療養所松丘保養園名誉園長。著書に「ハンセン病療養所に生きた女たち」等。

目次

語り継がれた偏見と差別-歴史のなかのハンセン病 発刊にあたって
第Ⅰ章 ハンセン病啓発の問題点 古代仏教・説話と近代ハンセン病学 宿罪・重罪・因果・不治の慢性伝染病としてのハンセン病
第Ⅱ章 中世のハンセン病観 その一 起請文 神罰・仏罰・天罰としてのハンセン病
第Ⅲ章 中世のハンセン病観 その二 東海和尚一休の自戒集および狂雲集 法罰としてのハンセン病
第Ⅳ章 中世から近世初期の民衆とハンセン病 説教節「人の嫌ひし病」の再生と救済
第Ⅴ章 近世中期から幕末におけるハンセン病観 外国人医師の手記に見るハンセン病
第Ⅵ章 近世幕藩体制下におけるハンセン病 会津・三春・弘前・加賀藩のハンセン病対策
第Ⅶ章 明治維新以後・法律第一一号「らい予防に関する件」制定まで その一 血筋・家筋と遺伝と伝染
第Ⅷ章 明治維新以後・法律第一一号「らい予防に関する件」制定まで その二 第一三回帝国議会から第一八回帝国議会まで ハンセン病観の科学化
第Ⅸ章 明治維新以後・法律第一一号「らい予防に関する件」制定まで その三 第二一回・第二二回・第二三回帝国議会 隔離の始まりとその療養生活のイメージ
第Ⅹ章 法律第一一号「らい予防に関する件」と隔離の始まり 北部保養院の成立