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「持たざる企業」の優位性
貸出可
山崎 喜代宏/著 -- 中央経済社 -- 2017.2 -- 336.17
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1
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所蔵場所
請求記号
資料コード
資料区分
帯出区分
状態
閲覧室
/336.1/ヤ/
117080424
成人一般
可能
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資料詳細
タイトル
「持たざる企業」の優位性
タイトルカナ
モタザル キギョウ ノ ユウイセイ
副書名
基盤技術を保有しない企業の製品開発
著者
山崎 喜代宏
/著
著者カナ
ヤマザキ キヨヒロ
出版者
中央経済社
出版年
2017.2
ページ数
2,3,261p
大きさ
22cm
一般件名
研究管理
,
技術開発
,
製品計画
ISBN13桁
978-4-502-20881-2
言語
jpn
分類記号
336.17
内容紹介
薄型テレビ産業におけるソニー、デジタルカメラ産業におけるカシオ計算機、家庭用据え置き型ゲーム機産業における任天堂の事例を分析することによって、基盤技術を保有しない企業の優位性に関する論理を構築する。
著者紹介
長野県生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。中京大学経営学部准教授。博士(経営学)。
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目次
第1章 「持たざる企業」の優位性とは-問題設定と本書の構成
1.1 技術的資源が乏しい企業の製品開発:本書の問題設定
1.2 「持たざる企業」とは:本書における基盤技術の定義
1.3 複数ケーススタディ:本書で使用した方法論と調査方法
1.4 ソニー・カシオ計算機・任天堂の製品開発:本書で取り上げる3つの事例
1.5 本書の構成
第2章 技術保有と競争優位-これまで研究者はどう捉えてきたか
2.1 基盤技術の保有の有無と競争優位の関係性:文献レビューのフレームワーク
2.2 「持つ企業」は競争力を発揮できる:基盤技術保有の優位性を主張する研究
2.3 「持つ企業」は弊害も抱える:基盤技術保有が競争優位の妨げになりえると主張する研究
2.4 「持たざる企業」でも製品開発はできる:基盤技術がなくても製品開発の可能性を示唆する研究
2.5 「持たざる企業」が優位になることもある:基盤技術を保有しないことが優位になる理由等を扱った研究
2.6 「持たざる企業」だからこその強みとは:基盤技術を保有しない企業の優位性の論理の構築に向けて
第3章 薄型テレビ産業におけるソニーの事例分析
3.1 簿型テレビ産業の概要と基盤技術の設定
3.2 ソニーの薄型テレビ産業参入以前の製品開発
3.3 2004年以前のソニーの薄型テレビ開発
3.4 2005年以降のソニーの薄型テレビ開発
3.5 ソニーの薄型テレビ開発の特徴
3.6 ソニーの優位性に関する論理
3.7 第3章のまとめ
第4章 デジタルカメラ産業におけるカシオ計算機の事例分析
4.1 デジタルカメラ産業の概要と基盤技術の設定
4.2 カシオ計算機の「EX-S1」以前の製品開発
4.3 「QV-10」以降のデジタルカメラ産業の拡大
4.4 「EX-S1」の開発プロセス
4.5 「EX-Z1000」の開発プロセス
4.6 カシオ計算機の優位性に関する論理
4.7 第4章のまとめ
第5章 家庭用据え置き型ゲーム機産業における任天堂の事例分析
5.1 家庭用据え置き型ゲーム機産業の概要と基盤技術の設定
5.2 任天堂の「Wii」以前の製品開発
5.3 「Wii」発売当時の競争状況
5.4 「Wii」の概要
5.5 「Wii」の開発プロセス
5.6 任天堂の優位性に関する論理
5.7 第5章のまとめ
第6章 「持たざる企業」の優位性の論理
6.1 「持たざる企業」が発揮する2つの優位性:経済的優位性と組織的優位性
6.2 経済的優位性:選択広範性と切替容易性
6.3 組織的優位性:思索・探索の活性化と組織的危機感
6.4 3事例の相違
第7章 「持たざる企業」が優位性を確立するために
7.1 「持たざる企業」の優位性の源泉
7.2 「持たざる企業」の強さと「持つ企業」の弱さの関連性
7.3 「持たざる企業」が優位性を発揮するための条件
7.4 理論的・実践的な示唆
7.5 今後の課題
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