ウヴェ・フリック/監修 -- 新曜社 -- 2017.1 -- 361.9

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資料詳細

タイトル SAGE質的研究キット 8
タイトルカナ セイジ シツテキ ケンキュウ キット
著者 ウヴェ・フリック /監修  
著者カナ フリック ウヴェ
巻の書名 質的研究の「質」管理
巻の著者 ウヴェ・フリック/著
出版者 新曜社
出版年 2017.1
ページ数 13,207p
大きさ 21cm
一般件名 質的研究
ISBN13桁 978-4-7885-1508-6 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 361.9
内容紹介 質的研究の質をいかに評価するか。高い質を確保するために、どう研究を管理するか。多様性の管理の重要な方略であるトライアンギュレーションを中心に、質的研究の質を管理するにあたっての問題とその解決について解説する。

目次

1章 研究の質にどう取り組むか
  なぜ質的研究の質が問題となるのか
  内的必要と外的挑戦
  質の問題を問う4つのレベル
  問題-質的研究の質を評価する方法
  質的研究の倫理と質
  本書の構成
2章 基準・規準・チェックリスト・ガイドライン
  はじめに
  質的研究とは何であり、何を指しているのか?
  標準化されていない研究の「標準」
  質的研究の問いに答える伝統的な規準か、あるいは新しい規準か?
  伝統的な規準の再定式化
  新しい、方法に適した規準
  ガイドライン、チェックリスト、規準のカテゴリー
  規準を定式化する第三の選択肢としての方略
3章 多様性を管理する方略
  はじめに
  理論的サンプリング
  分析的帰納法
  メンバーや聴衆の合意
  結論
4章 トライアンギュレーションの概念
  質的研究の歴史におけるトライアンギュレーション
  何がトライアンギュレーションで何がそうでないのか?
  多元的トライアンギュレーション
  議論の流れ
  洗練された厳密性としてのトライアンギュレーション-デンジンの批判への応答
  視点の体系的トライアンギュレーション
  統合的トライアンギュレーション
  問題の構築、知識の生産、結果の保証の間のトライアンギュレーション
5章 質的研究における方法論的トライアンギュレーション
  方法内トライアンギュレーション-エピソードインタビューのケース
  方法内トライアンギュレーションを用いた例
  異なる質的研究方法のトライアンギュレーション
  方法間トライアンギュレーションの例
  質の促進の文脈での、質的研究におけるトライアンギュレーション法
6章 エスノグラフィーにおけるトライアンギュレーション
  参与観察からエスノグラフィーへ
  エスノグラフィーにおける暗黙的トライアンギュレーション-ハイブリッドな方法論
  エスノグラフィーにおける明示的トライアンギュレーション-トライアンギュレーションの指針
  エスノグラフィーにおけるトライアンギュレーションの一例
  質的研究の質を管理する文脈での、エスノグラフィーにおけるトライアンギュレーション
7章 質的研究と量的研究のトライアンギュレーション
  質的研究と量的研究を結びつけることの意義
  質的デザインと量的デザイン
  質的方法と量的方法を結びつける
  質的データと量的データを結びつける
  質的結果と量的結果を結びつける
  量的研究における質の評価の文脈での、質的研究と量的研究のトライアンギュレーション
  質的研究と量的研究のトライアンギュレーションの例
  質的研究の質を管理する文脈における、質的研究と量的研究のトライアンギュレーション
8章 質を管理するためにトライアンギュレーションをどう使うか-実践的問題
  アクセスの特別な問題
  デザインとサンプリング
  データの収集と解釈
  質的研究と量的研究を結びつけるレベル
  トライアンギュレーションを使う研究におけるコンピュータ
  トライアンギュレーションを用いた研究のプレゼンテーション
  研究プロセスにおけるトライアンギュレーションの位置
  トライアンギュレーションを用いた研究への質的基準
  結論
9章 質、創造性、倫理-異なる問いの立て方
  介入としての研究
  倫理的健全性の前提としての研究の適切性
  倫理的適切性の前提としての研究の質
  質的研究における倫理的原則
  質的研究の倫理的ジレンマ
  質と妥当性の議論における倫理的次元
10章 質的研究の質を管理する-プロセスと透明性への注目
  方法とデザインの適用
  質的研究の品質管理
  意思決定過程の結果としての質的研究の質
  透明性、文書化、執筆