地域デザイン学会/監修 -- 学文社 -- 2017.1 -- 601.1

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資料詳細

タイトル スピリチュアリティによる地域価値発現戦略
タイトルカナ スピリチュアリティ ニ ヨル チイキ カチ ハツゲン センリャク
叢書名 地域デザイン学会叢書
著者 地域デザイン学会 /監修, 原田 保 /編著, 立川 丈夫 /編著, 西田 小百合 /編著  
著者カナ チイキ デザイン ガッカイ,ハラダ タモツ,タチカワ タケオ,ニシダ サユリ
出版者 学文社
出版年 2017.1
ページ数 13,298p
大きさ 22cm
一般件名 地域開発 , 神社 , 山岳崇拝
ISBN13桁 978-4-7620-2690-4 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 601.1
内容紹介 地域デザインのためのスピリチュアリティの戦略的な活用方法について、多くの個性的な事例を捉えながら分析。地域価値発現に向けた手法としてのスピリチュアルゾーンやスピリチュアルトポスの可能性についても考察する。

目次

《プロローグ》“スピリチュアリティ”の地域デザインへの活用
  はじめに~“スピリチュアリティ”から読み解く地域デザイン
  おわりに~地域価値発現のための理論構築への挑戦
第Ⅰ部 スピリチュアルゾーンデザインに関する理論形成
《第1章》スピリチュアルゾーンデザイン研究の視角
  はじめに~今なぜスピリチュアルゾーンデザインなのか?
  第1節 ゾーンデザインの体系化に向けた試み
  第2節 トポスとゾーンとの関係性の体系化
  第3節 スピリチュアルゾーンのコアトポスとしての神社
  おわりに~スピリチュアルゾーン研究の今後はどうなるのか?
《第2章》スピリチュアルゾーンデザインの理論フレーム
  はじめに~スピリチュアルゾーンデザインの特殊性
  第1節 神秘主義に依拠したスピリットの定義づけ
  第2節 神秘,秘教,神話のコンテクストとしての活用
  第3節 型レベルのモデルにみる特徴
  第4節 系レベルのモデルの特徴と活用視点
  おわりに~スピリチュアルゾーンデザインによる地域創生
第Ⅱ部 “神秘”による「スピリチュアルゾーンデザイン」
《第3章》事例1=「伊勢神宮」と「伊勢市」
  はじめに~伊勢神宮による伊勢市の地域価値の発現
  第1節 地域ブランドとしての「伊勢」に見出される特徴
  第2節 「伊勢」ブランドのコンテクストデザイン=日本最強のスピリチュアルブランド
  第3節 地域ブランドとしての「伊勢」ブランドの展開方向
  おわりに~伊勢神宮の神秘性の社会的活用への期待
《第4章》事例2=「嚴島神社」と「宮島町(旧)」
  はじめに~スピリチュアリティから捉えた「宮島」と「嚴島神社」
  第1節 地域ブランド視点からみた「宮島」と「嚴島神社」
  第2節 「厳島」ブランドのコンテクストデザイン=宮島ではなく厳島の強調
  第3節 地域ブランドとしての「厳島」ブランドの発展方向
  おわりに~厳島の聖地化に向けた総括
《第5章》事例3=「秩父三社」と「秩父市」
  はじめに~古代からのスピリチュアルゾーン=秩父の復権
  第1節 神秘ゾーンとしての「秩父」の基本認識
  第2節 「秩父」ブランドのコンテクストデザイン=秩父ゾーンと秩父三山トポスにフォーカス
  第3節 地域ブランドとしての「秩父」ブランドの発展方向
  おわりに~日本武尊の伝承活用の可能性
《第6章》事例4=「白山神社」と「白山市」
  はじめに~「白山神社」と白山信仰
  第1節 地域ブランドとしての「白山」の史的概要と現状課題
  第2節 「白山」ブランドのコンテクストデザイン=水と白の霊山ブランドの形成
  第3節 地域ブランドとしての「白山」ブランドの発展方向
  おわりに~白山信仰による地域ブランド化のアプローチ
第Ⅲ部 “秘教”による「スピリチュアルゾーンデザイン」
《第7章》事例1=「身延山久遠寺」と「身延町」
  はじめに~日蓮宗にみる秘儀性と「身延」の地域価値の増大
  第1節 地域ブランドとしての「身延」の概要と課題抽出
  第2節 「身延」ブランドのコンテクストデザイン=神仏融合のスピリチュアルゾーン
  第3節 地域ブランドとしての「身延」ブランドの発展方向
  おわりに~スピリチュアルを超える地域デザインの必要性
《第8章》事例2=「高尾山」と「八王子市」
  はじめに~東京近郊のグローバルゾーンとしての可能性の追求
  第1節 スピリチュアルネイチャーブランド=「高尾山」の特徴と課題
  第2節 「高尾山」ブランドのコンテクストデザイン=「東京の霊山・高尾山」による価値発現
  第3節 地域ブランドとしての「高尾山」ブランドの発展方向
  おわりに~トリガーとしてのエンタメ型秘儀体験ゾーンの構築
《第9章》事例3=「石鎚山」と「西条市」
  はじめに~山岳信仰の霊地としての石鎚山
  第1節 「石鎚山」=修行道場の霊山の概要と比較優位性
  第2節 「石鎚山」ブランドのコンテクストデザイン=全国信徒ネットワークの形成
  第3節 地域ブランドとしての「石鎚山」ブランドの発展方向
  おわりに~秘教の地域ブランドの試み
《第10章》事例4=「熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)」と「田辺市・那智勝浦町・新宮市」
  はじめに~異界としての「熊野」
  第1節 地理・歴史から見る「熊野」の精神性の定義
  第2節 「熊野」ブランドのコンテクストデザイン=信仰の根底としてのスピリチュアルゾーン
  第3節 地域ブランドとしての「熊野」ブランドの発展方向
  おわりに~熊野ブランドの過去と現在と未来
第Ⅳ部 “神話”による「スピリチュアルゾーンデザイン」
《第11章》事例1=「出雲大社」と「出雲市」
  はじめに~出雲神話の土地
  第1節 地域ブランドとしての「出雲大社」の定義
  第2節 「出雲」ブランドのコンテクストデザイン=「出雲大社」を捉えた神話の活用
  第3節 地域ブランドとしての「出雲」ブランドの発展方向
  おわりに~「出雲大社」によるブランド化への期待
《第12章》事例2=「天岩戸」と「高千穂町」
  はじめに~神話とパワースポットが集中する町ゾーン
  第1節 高天原につながる「高千穂町」の史的な特徴
  第2節 「高千穂」ブランドのコンテクストデザイン=神話に見られる神々の活用
  第3節 地域ブランドとしての「高千穂」ブランドの発展方向
  おわりに~古代パワーの未来への伝承
《第13章》事例3=「高天彦神社」と「御所市」
  はじめに~イマジネーションによるブランディング
  第1節 地域ブランド「御所」の概要とこれを捉えた課題形成
  第2節 「御所」ブランドのコンテクストデザイン=「葛城」ブランドへの転換
  第3節 地域ブランドとしての「葛城」ブランドの発展方向
  おわりに~御所から葛城へ
《第14章》事例4=「宮崎神宮」と「宮崎市」
  はじめに~いま求められるスピリチュアルゾーン
  第1節 神話で読み解く「宮崎市」の実相
  第2節 宮崎市のコンテクストデザイン=日向三代の活用
  第3節 地域ブランドとしての「宮崎」ブランドの発展方向
  おわりに~豊かな環境と文化を求めて
第Ⅴ部 総括編
《第15章》スピリチュアルゾーンブランドのコンテクスト転換
  はじめに~3つの分析枠組みの確認
  第1節 圧倒的に強力な妥当域に支えられているスピリチュアルトポス
  第2節 スピリチュアルトポスに見出される編集力
  おわりに~トポスが先か,ゾーンが先か?
《第16章》スピリチュアルゾーンデザインの発展方向
  はじめに~トポスとゾーンをめぐる問題意識
  第1節 アジールなトポスに見出されるスピリチュアルなパワー
  第2節 ドイツのロマンティック街道から学ぶコンテクスト統合
  おわりに~スピリチュアリティのパワーからデザインの競争へ
《エピローグ》今後のスピリチュアルゾーンデザインの課題形成
  はじめに~本書の流れと今後の展開に向けた課題形成
  おわりに~場と関係から構築される地域の吸引力