亀井 俊介/著 -- 南雲堂 -- 2016.11 -- 911.52

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資料詳細

タイトル 日本近代詩の成立
タイトルカナ ニホン キンダイシ ノ セイリツ
著者 亀井 俊介 /著  
著者カナ カメイ シュンスケ
出版者 南雲堂
出版年 2016.11
ページ数 574p
大きさ 20cm
一般件名 詩(日本)-歴史
ISBN13桁 978-4-523-29327-9 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
言語 jpn
分類記号 911.52
内容紹介 比較文学の第一人者による、日本近代詩の研究集大成。日本近代の「詩」の営みをトータルに受け止め、ダイナミックに語る。和歌、漢詩、思想詩、人生詩も視野に収め、とりわけ翻訳詩は入念に読み解く。
著者紹介 1932年岐阜県生まれ。東京大学文学部英文学科卒業。文学博士。東京大学名誉教授、岐阜女子大学教授。専攻はアメリカ文学、比較文学。「アメリカン・ヒーローの系譜」で大佛次郎賞受賞。

目次

序章 日本近代詩の展開
第1章 「明治ノ歌ハ、明治ノ歌ナルベシ」 『新体詩抄』の意義
第2章 「自由よ自由やよ自由」 草創期の近代詩歌と「自由」
第3章 新しい「美」の導入 『於母影』の活動
第4章 預言者詩人の誕生 北村透谷の詩業
第5章 「我が輩も亦た是れ艶生涯」 近代の漢詩人、中野逍遙を読む
第6章 「刀悲しみ鑿愁ふ」 『若菜集』の浪漫主義
第7章 「大なる思想」を求めて 内村鑑三訳詩集『愛吟』
第8章 「四国の猿の小猿ぞわれは」 正岡子規の詩歌革新
第9章 「宇宙ハ私ヲ柱ニシテ成リ立ツヨウニ思ワレル」 ヨネ・ノグチの英詩
第10章 「国際化」する詩壇 「あやめ会」の詩人たち
第11章 「秋の日の/【ヴィ】オロンの」 『海潮音』の「清新」の風
第12章 「深密なる君が匂ひの舞踊る、甘き輪舞」 『珊瑚集』の官能と憂愁
第13章 口語自由詩へ 「異端」詩人岩野泡鳴
第14章 詩的衰弱時代の光芒 昭和の小ホイットマンたち
新しい展開
第15章 「シモオン、お前の毛の林の中に」 『月下の一群』の世界
第16章 エスプリ・ヌーヴォーの時代 安西冬衛の「春」